2001年03月18日
出撃!タミヤグランプリin浅草 3月の陣!?
フェラーリワンメークレースの巻

photo by きゃめりん
AORc本部カメ林プレスルームにも当日の写真が沢山あるよ!

タミヤグランプリは素晴らすぃ〜

初心者にも参加しやすい敷居の低さ、イベントとしての完成度、お祭りのような楽しさ、接戦を演出するこだわりの
イコールコンディションレギュ、、、、等々
ラジコン業界の低迷が叫ばれて久しい昨今にあって、毎回何百人ものエントラントを集める人気の秘密は上記に
あるのだろう。実に綿密な工夫の元運営されている。チョギンダ〜!

中でも常に新しい人にチャンスを与え、レースが停滞しないよう活性化を促す「認定制度」も見逃せない。
前年度の成績優秀者をEXP認定して、N1などの入門クラスから強制的に追い出してしまう仕組みだ。
この制度のおかげで、新しくチャレンジする人にもどんどんチャンスが訪れ、表彰台の可能性が一部の人に
独占されぬようになっているのだ。

ん〜素晴らしい!タミヤ万歳!

しかし!何の間違いか、この珍ラジおじさんまで認定をくらってしまい(^^; すっかり出るクラスが無くなっている自分に
気がついたのであった・・・・・・どひゃどひゃ

昨年の全日本東京予選ラリー準優勝がいけなかったみたい・・・・

まさに
総論賛成!各論さびすぃ〜!!!!(^^;

と吼えてみても仕方ないんですけどね。いや、タミヤは正しい!それでいいのだ。
でもちょっとさびすぃ(どっちなんだよ・・・(^^; )

ちなみに、浦野兄さん、竹迫さんも認定を有りがたく頂いていた。あーボクだけじゃなくて良かった。ガハハ
 

関東地方にて、EXP認定をいただくと、最もタミグラらしいN1、GT2といった名物周回レースに出場できなくなる。
あとは上級のGT1やF1、ミニクラスというところが出場枠だ。
先日行なわれたタッグレースもダミ〜・・・・・ん〜

GT1に出る根性も無いしなあ〜(やっぱ敷居が高い)・・・と悶々と悩んでいたところ吉報が!

「3月度タミヤグランプリにて、フェラーリワンメークレースあり!しかも認定者もOK」

これや!!!これっきゃねええええ! 嗚呼タミヤ様は見捨てていなかった。チョギンダ〜!

■考えてみよう■
新製品が出たときに、時々こういう企画モノレースが開催されます。WW2とかもあったよね。
ま、新製品拡販策の一環ということで、人集め優先なんでしょう。そんなタミヤ様の策略にまんまと
ひっかかる珍ラジストなのであった・・・・(^^;

というわけで2001年3月18日 第22回タミヤグランプリ イン 浅草ROXにさっそくエントリー
なお、同日渋谷でもタミグラが行なわれ(浅草とはクラスを違えて)この日は、まさに東京タミグラの祭典であった。
 

■準備

まずは、先日の氷上レースでAORc北陸にもっていかれてしまった、看板を作らねばならない
前回は、総大理石造りで総額1000万円をかけて作ったが、今回はお組参謀「おかの水博士」のアドヴァイスに
従って、焼き物(陶器)で行くことにした。

有田焼と九谷焼の技法を取り入れ、有名窯元にこもって焼くこと30日、納得がいくまで何度も焼いては割って
ついに完成したのがこれだ!オッス!
我ながら素晴らすぃ〜!

お組のテーマである「努力」「友情」「根性」「忍耐」をちりばめ、窯の微妙な温度調整によって醸し出されたスカイブルー
の背景がまぶすぃ〜

昔から、「看板ができればレースの準備の90%は終了」というが、この看板の完成によって安心度120%(当社比)
となったことは言うまでもない。どひゃどひゃ
 

看板だけできても、シャーシが無いと参加できないことに気がつき、さっそく秋葉原はフタバ産業に買いにいった。
すると、偶然そこには、竹迫さん@AORc栃木 が!おお〜!
さっそく竹迫さんもレースに誘い、その場でオヤジ買い。どひゃどひゃ
TA04バスタブ・フェラーリモデナチャレンジが2台売れた瞬間だ。

しかも、ワシのシャーシを竹迫さんが組みたててくれることになった。
嗚呼〜!超うれすぃ〜!!!!チョギンダー
まさにエキスパートビルド。 捨てる神あれば拾う神ありとはこのことや。
(竹迫さん、本当にありがとうございましたm(__)m  なお、後に伊豆さんのやつも作るハメになっていた・・(^^; )

これで完全に大船に乗った気分となった。
あとはレースを待つばかり

全然「努力」してないじゃん=オレ
どひゃどひゃ(^^;

たまには、バディくらい作ろっかな。
というわけで、へさべさに自分で塗ってみました。しかも練習用とレース用2台も。。。
今回やる気になったのは、マル@AORc神戸 さんが、ぬわんと! 電飾用のライトポッドを作ってくれたのだ。
ちゃんと型を作って樹脂成形したライトポッドは、市販品といってもおかしくないほどの素晴らしい出来だった

これを裏から装着し、電飾(屋台ネットのスロットル連動型電飾完成品)を入れてみた。
ん〜超かっちょいいじゃん。 

やっぱフェラーリはいいねえ。ダッジばかりでつまらないツーリング界にあってこういうのはホントいいっす。
オッス

結局フェラーリワンメークレースにteam AORcとして
竹迫さん、未明さん、浦野Jrさん、伊豆さん、ワシが参戦することとなった。

伊豆さんは、レースへさべさ(タミグラは初)だが、レースそのものよりも、AORcの総力を結集して
コンデレを鳥煮いくことに命をかけていた(^^;
 

◆晴海練習走行

竹迫さんからシャーシも受け取って、一応晴海で試走させることにした。
さすが、竹迫ビルド・・・あっけないくらいに良く走った。

キット標準状態との違いは

・オイル前後#800
・フロントワンウエイ
・フロントユニバ
・アルミヒートシンク
・タイヤ M2スリック

くらいで、あとは何もいじってないけど、ほどよく曲がっていい感じだった。リヤはギヤデフ。

尚、今回のレギュだが、ワンメークレースということで、TA04バスタブにフェラーリボディはもちろんのこと
ギヤ比も指定されている。(7.08:1)
540モータでこのギヤ比は、かなりローギヤードだ。実際走ってみると、ストレートは遅く抜けそうで抜けない
電撃イライラバトルが延々と続く展開となったが、インフィールドは加速も鋭く速い。

皆なれてくると、結局N1と同じくらいのタイムを出してくるから不思議だった。
540ローギヤードも意外にやるじゃん!つうか面白いじゃん、と思った。

練習バトルをして思ったのが、このレース「超接近戦」になるな、ということだ。

となると、走法としては、ブロックが主体になるのでは?
通常の540レースだと、スピードを殺さぬようまるいラインを描いて転がして走るのが良しとされるが、
今回は、ローギヤードだから加速力もあるし、後続車をブロックしながらインベタベタベタで走れることのほうが優先と見た。

また、相手のラインや攻めに応じて臨機応変にラインを変更しブロックしなければならない。

とすれば、、、超ピクピクの運動性が必要じゃん。オッス
 

TA04は素組の状態でも結構ピクピク系なのだが、さらに動きを良くすべくちょころビットだけいじってみた。

結局
フロント
標準ショック バネ黄色 オイル#800
ショック取りつけ位置 内側
車高5mm リバウンド2mm
キャンバー −1度

リヤ
標準ショック バネ金色 オイル#800
ショック取りつけ位置 標準
車高5mm リバウンド3mm
キャンバー −1.5度

アッパーアームは内側

タイヤ M2スリック(インナースポンジ)
ワンウエイ フロントのみ(センター固定)
リヤギヤデフ
 

というところに落ち着いた。
初期はかなり鋭く、リヤがでるギリギリのところでバランスがとれていて運動性は申し分無かった。
(ピクピク君なので、万人にオススメできるものではありません・・)

尚、電飾バディをかぶせると1600g以上になってしまったので、軽量化の為リヤウイングは装着しないことにした。
(見た目にも、そのほうがカッコいいしね)
 

◆前日練習

浅草は、前日にコースが出来あがり、午後練習することができる。
コースの下見がてら練習に行ってみた。
コースはいつものタミグラ風
晴海よりも全体に高速系で、かつ最近カーペットを新調したせいか、グリップが以前よりかなり上がっていた。

晴海セットのままよく走ったので、セッチングは変更しなかった(めんどくさいすぃ〜(^^; )
一応タイヤは試してみた

・M2スリック
 最もいい感じ。グリップも十分で動きもよい
・FMA(ミディアムナロー インナーは青いモールド)
 直径がM2より2mm小さく、ギヤ比指定レースでは明らかにトップスピードで不利
 ただ、あったまってくると絶対グリップはM2より高い感じでインフィールドの動きは良かった
・ラリブロ
 M2よりさらに直径がでかく、直線番長。ただグリップが低いのでこれ用にセットを詰めないとインフィールド格段に遅い

ところで、明日のフェラーリワンメイクに出ると思しき人が何人か来ていたのだが。。。。
やはり認定をくらって悶々としてる人、過去タミグラ優勝経験者、前回のワンメイク優勝者、そのほかGT2と同じような
タイムで走ってる超速の人などが、うごめいていて、かなり厳すぃ戦いが予想された。
もちろんAORc勢もやる気まんまんで、こりゃ真剣にやんないと予選落ち?と思わせるものがあった。
 
 

■いよいよレース当日

あいにくの天気で、同日渋谷で開催されたタミグラは中止との一報が入った。ん〜残念だねえ。
(後に、急速に天候が回復し、エキジビジョンマッチが行なわれたそうです)

浅草は屋根があるので、雨天でもレース可能だが、かなり寒い。。。
そんな中、160名以上のRCファンが集まって熱気に包まれた。オッス!

フェラーリが並ぶAORcピット
お組看板&AORcプロポバッグと共に・・

伊豆さんのコンデレ狙いバディ、そして跳ね馬のカラーリングで3枚塗った竹迫さんの力作、未明さん、ワシ。。。
とこれだけ並ぶと壮観ですなあ〜

そうこうしているうちに、ドライバーズミーティングの時間が近づいていた。
伊豆さんは、そわそわしだした(^^;

photo by きゃめりん

文句なくカッコいい!!! 超複雑な制御のLEDが随所にちりばめられサイコ〜!
 

AORcの総力を結集したバディをなんとしても、コンデレに導かねばならない。
そんな気持ちが伊豆さんをつき動かした。

うろうろ、他のピットを偵察していた(^^;
さらに。。。。。
 バディにワックスをかけ始めた(^^;
 ん〜カワイイ・・・(^^;

ここで、伊豆号を支えたAORcアーティスト5人衆を紹介しよう

塗装:彫鳥こと、バードマンさん
スポンサーデカールまで手塗り。エンジンルームには、V8のエンジンまで格納

ライトポッド:バキュームフェラーリこと、マルさん
タミヤのモデナにあわせた、ポリカのバキューム成型の一品。フィット度120%

電飾ハード:札幌のコテ師こと、池ちゃん
独立した14個ものLEDを、見事な半田付け技術で製作

シャーシ:AORc関東Aのエース、竹迫さん
タミヤシャーシをきちんと仕上げ、メカ配線も凝ったもの。縁の下の力持ち

電飾ソフト&タイヤにホワイトレター入れ:ハードなトークの伊豆
10パターン以上の点灯モードがあり、スロットル操作に応じてコントロール

以上伊豆さん記

まったくAORcの人材は素晴らすぃものがありますな〜
 

ドキドキのコンデレが始まると、伊豆さんは、カールルイスよりも速く走って最も目立つポジションに車をセット。
あとは、5人衆の期待にこたえるべく、選定委員に熱い視線を送り続けた

そのかいあってか! 一番目にブッチ切りで選ばれたー!
わーい うれすぃ〜!!! 良かったねー パチパチパチ


さっそくインタビューを受ける伊豆さん

この後、ラジコン雑誌の取材も受け、マスコミに載る日も近いぞ!

伊豆さんは、この後放心状態となっていた。。。本日の目的を達成したようだ。がはは(^^;
 

RCW誌の取材 & team AORcの専属プレスとして 大活躍のきゃめりん
ん〜顔が、仕事の男になってるよ
毎度お世話になっておりますm(__)m
今回は、きゃめりんが獲ってくれたプロの写真を沢山使わせていただいております。オッス!!!
 

■予選一本目

今回のフェラーリワンメーククラスは36人の応募があり、実際に来たのは33人だった。
予選は4ヒートに分けて行なわれ、1ヒート目には浦野Jrさんが登場した。
前回の浅草タミグラタッグレースではTQをゲットし、実力をメキメキ伸ばしている。

photo by きゃめりん

やはり全体的にレベルは高そうだった。ワンメイク特有の接戦が繰り広げられ、1ミス命取りの
緊迫した戦いがそこにあった。
後半ややミスして後退したが、手堅くまとめヒート2位でフィニッシュした浦野Jrさんだった。

2ヒート目、ワシと伊豆さんが登場。
予選落ちの懸念と戦いながら、もはや確信に近いものを感じていた

今回ばかりは、納豆走りしてるばやいではない!

攻めまくって一つでもポジションを上げておくのだ。かなり力んでいる、おぐっちゃんであった(珍らすぃ〜)

レッドシグナルグリーンシグナル GO!

前列より、珍しくロケットスタートを決め一気に飛び出す
ストレートで車一つ分抜け出し、いい感じで第一コーナーへ

おっしゃ!!!

次の瞬間・・・・・・・

がらがらどっひゃ〜ん・・・・・・( ̄□ ̄;)!!
photo by きゃめりん

やってもうた〜!!!!どひゃどひゃどひゃ(^^;

やはり力むといけませんなあ〜 見事にひっくり返ってビリージョエルに転落・・・・嗚呼

もうあかん・・・・そう思った瞬間。。。
脳下垂体から、大量のアドレナリンが分泌された。この後約1分間記憶が途切れた・・・・

■考えてみよう■
前にテレビで見たんだけどさ、こういう時って普段眠ってる原始的な闘争本能を司る、脳の偏桃核ってところに
血流が集中して、そこの機能が全開になるんだってね。(俗にいうキレる状態と類似)
まさに本能のみで、その場の局面を切り抜ける事に集中し脳の他の部分の機能が停止するそうな。
それで記憶が途切れたりするんだそうな。まさに動物状態。アニマル走法や!オッス

マジで良く覚えてないんスけど(^^; どうやらアニマル走法で、全車をラップしふっと我に返ると
トップを走っていた。。。。 

今回は納豆ではなく、アニマルで行くことにした(^^;
(そーいえば、アニマル浜口って今何してんのかな?)

しかし、すぐ後にはピタっと2位車がつけてくるではあ〜りませんか!
どひゃー

ギヤ比指定のワンメイク、予想通り超接戦が繰り広げられた。
ヒモでつながってるのでは?と思わせるほど接近して2台が延々とバトルモードに!
会場アナウンスも
「ご覧ください!この接近戦。これぞワンメークレース!」
とがなりたてる。

ギリギリのラインでインを締めまくり、なんとかおさえるが、2位車も右に左にゆさぶりをかけ
襲い掛かる。くい〜ん ちびすぃ〜!!

そうこうしているうちに、伊豆号に追いついた

大事な電飾バディを壊さぬよう、コースの中央を走っていた(^^; がはは・・・・・

「伊豆さん、すんまそんインからいきます」
「了解」

photo by きゃめりん

よっしゃ、これぞチームプレー!美すぃ〜!

しかし、、、
あら、、あらら

インから抜こうと思ったら、全然インあけてくれないじゃん!伊豆さん
意地悪ゥ〜。。。。。。(_´Д`)

家政婦は見た
実は後でわかったのですが、この時ワシが伊豆号だと思ったのは、赤の他人の車でした。
どひゃどひゃ!よく似たカラーリングの車を誤認識していたんですな。
さらに、驚いたことに、伊豆さんも、後からワシの車が来たと思って、別の車を誤認識し、
赤の他人に譲っていたそうな。どひゃどひゃどひゃどひゃ!! だめじゃん=チームプレー(^^;
 

そんなこんなありましたが、なんとか前車をパスすることに成功し、ギリギリで2位車を抑えきって
トップでぐぉ〜〜〜る! 

だーーーーーーーー!!!!
photo by きゃめりん
思わず、ガッツポーズが出てしまいましたが、目が完全に動物になってますなあ〜
逝っちゃってます・・・・ハズカシー!!(^^;

嗚呼、最初にひっくり返らなかったら。。。。と一瞬思ったのですが、そしたらアニマル走法も無かったかも?
人生万事塞翁が馬だす。タラレバ言っても仕方ないすぃ〜
 

さて、3ヒート目は、竹迫さん、未明さんが登場
ところが!
未明さん、伊豆さん譲りの過度の電飾がたたってか、車が動かずリタイヤ。。。。ん〜残念だす。
かなりノイズも発生しており、ノーコンも出ていたので心配です。

ちなみに、1700gを越えた伊豆号に対して、同等の電飾を施した未明号は、見事なダイエットによって
1500g台に乗せてきたことを付け加えておきやす。オッス お見事

さて、AORc勢は竹迫さんオンリーになった3ヒートですが、スタートと共にうまく飛び出して早々と独走体制を
築き、ぬわんと!全車をラップして余裕のトップゴールを果たしました。さすが〜!
インフィールドへの突っ込みのラインも無駄がなく、バックマーカーもズバっと抜いていき、経験と腕前を
感じさせますなあ〜。
 

予選一本目結果

暫定TQ 竹迫さん
3位    おぐっちゃん
9位    浦野Jrさん
10位   伊豆さん
DNS   未明さん

さすが、竹迫さん!のっけから決めてきますなあ〜
ワシも思わぬいい位置につけており、ビックリだす。オッス
浦野Jrさん、伊豆さんは微妙な位置、未明さんは崖っぷちという結果だった。
 

■予選ニ本目

予選一本目の結果により、Aメインはなんとか安全圏と見た。

そこで、今回は、ちょっと冒険をすることにした。
タイヤをFMAに変えてみた。
直線は伸びなくなるが、インフィールドで稼いでトータルでどうなるか見るのが目的だ。
この結果如何によって、決勝でのタイヤを決めることにした。

尚、FMAタイヤは最初の1〜2周のグリップが悪いという情報があり、タイヤウォーマーをかけることにした。
 普段全く使ってないんですけどね、ウォーマーなんて・・・(^^;
 

先ほどヒート2位だった人は、ラリブロで勝負をかけてきていた。
このあたりの選択とかけひきも、ワンメークならではって感じで面白いですなあ〜

さて、2本目は後列スタートだが、今度はうまくスリぬけて2周目にはまたしてもトップに踊りでた。おっしゃ!
しかも、2番手以降絡みがあったらしく、序盤で独走態勢に入る。いいぞー!
あとは、納豆走りにならんように、皿ギリギリまで攻めてタイムを削りとるのみや。
photo by きゃめりん
皿に乗り上げつつもインを攻める!

伊豆さんは、今回は竹迫ペイントの黄色いバディを使用
photo by きゃめりん
 

後半に入ってやや集中力が切れてきて、バックマーカーの処理に手間取る。
しかも、やはり直線スピードが伸びないのが明らかにわかるほどだった。

細かいミスを犯し、今一つシャキっとせぬまま2分のチェッカーを受けてしまった・・・・・

タイムは。。。ぎゃっ  一本目より遅いじゃん(^^;;;;

ファイバーモールド作戦失敗(^^;
どひゃどひゃ  

これで、決勝タイヤはハッキリした。M2スリックっきゃね〜
 
 

さて、軒並み1本目のタイムを更新できないAORc勢であるが、、、
先ほど出走できなかった未明さんに、さらに大変なことが起こっていた。

先ほどのトラブルは接触不良で解決したのだが(まだノーコンはあるらしい)
そのほかにもトラブル発見!

ぬわんと! よくよく車を見たら、センタープーリーが完全にツブれ、ベルトも千切れる寸前だったのだ。
アーメン・・・・・・

愕然とする未明さん。。。終った。。カモ?
しかし、ここからがAORcオヤジ軍団の真骨頂。手分けしてスペアパーツを探し、超速攻の作業で交換して
しまったのだ!見学に来ていたかーまたさんも、メカニックとして活躍する。


あわてふためく未明さんに、容赦なく口撃を加えるAORcオヤジ連中・・・・(^^;

これで息を吹き返した未明さん、ギリギリ崖っぷち状態から予選2本目をキめてぬわんと総合6位に
ジャンプアップしてきた。やるなああ〜!!

途中、ボディの後部をタイヤに巻き込むトラブルが発生したが、これまたAORcオヤジ特別マーシャルの
働きによってクリアし爆走した。素晴らすぃ快走だった。
 

予選総合結果

   TQ 竹迫さん (13周2分3秒)
 4位 おぐっちゃん
 6位  未明さん
11位 浦野Jrさん
13位 伊豆さん
 
というわけで、3名をAメインに送りこむことに成功した。おっしゃ!
それにしても竹迫さんの予選の走りは凄かったよ。ぬわんと!同じ2分間の周回レースで予選が行なわれた
GT2クラスの結果を見て仰天! 

竹迫さんのタイムってGT2の予選3位に相当するんだよね。どひゃー!!!!
腰抜かしやした。(後述しますが、GT2もかなりレベル高かったんですよ)

GT2は、モータスポ根で、シャーシやギヤ比に指定なし。TA04バリバリフルオプションとか、TBエヴォとか
いるんですけど・・・・
TA04バスタブの540ローギヤードで、GT2の上位タイムを出すとは・・・・ん〜

■考えてみよう■
・竹迫さんの腕前は凄い
・TA04バスタブのポテンシャルは高いぞ
・モータ換えて、高いシャーシにOP買っても、必ずしもサーキットで速く走れるとは限らない
・最初のうちは、自分のコントロールできるスピードでしっかり操縦の基本を磨いたほうがええのでは?
・上手い人は何やっても上手い
・リヤウイングいらないんじゃない?


さて、ここでフェラーリワンメイク決勝に行く前に、他のクラスを見てみましょう〜

◆ラリースポーツクラス
photo by きゃめりん
レース初参加のマキシン   

今回、TA03FSにて参戦。ノーズヘビーでアンダーなFSだが、初参戦とは思えない落ち着いた走りで
予選16位をゲット。ご立派!

photo by きゃめりん
他の車がジャンプで軒並み失敗する中、ほとんどノーミスでクリアしたマキシン

Bメイン決勝では、一時トップ争そいに加わるも、惜しくもタミヤどひゃんプリの洗礼を浴びて後退。
しかし16位でフィニッシュした。パチパチパチ お疲れ様 次はAメインだ!
 

◆雑誌社対抗レース
 あ! タミヤRCカーズの コハラさんだ!
前回のタミグラ浅草では、AORc勢とタッグレースで激しいトップ争いを演じたコハラさんだが、今回は
雑誌社対抗レースに出場。
中盤まで素晴らしいベストラップを叩き出し、快走するもトラブルで後退。。。表彰台を鳥煮餓死た(^^;
また一緒に遊んでくださいねー!
 

◆GT2クラス
photo by きゃめりん

70名以上が参加して大激戦となったGT2クラス
TETSUやん、じんさん、たっくんが参加。3人とも予選を通過し決勝に進出した。

photo by きゃめりん

たっくんのスカイラインは、Dメインで厳しいバトルを戦い抜き2位フィニッシュ。オッス!

さて、今回超気合が入っていたのがTETSUやんである。
TA04PROのセットをコツコツ煮詰め、前日の浅草練習の後晴海で最終調整をする念の入れよう。
前回のタッグレースは浦野Jrさんと共にTQをゲットするなど、腕前のほうもかなり上がっている。

予選一本目は、お約束通りやってくれました。
チョギンダー!(^^;
photo by きゃめりん
しかし、いつもなら、これでブチ切れて終ってしまうTETSUやんなのだが、今回は違った。
最後まで落ち着いて、それでいてキレる走りを発揮して走り切った。

予選2本目は、手堅くまとめて4位グリッドをゲット!
とにかく爆発的な速さがある。
GT2クラスも今回は、かなりの強豪揃いなのでこのグリッドはかなり立派。オッス

決勝は、いきなり一周目途中で皿に乗り上げてしまい失笑を買う(^^;
マーシャルに救出されるころには、トップが戻ってきてほとんど周回遅れ状態になっていた。
しかし、ここからがいつものTETSUやんとは違っていた。

爆発的な速さで次々と先行車をパスし、終盤とうとうトップグループに追いつくと、最後の混戦を
抜け出して2位フィニッシュ!奇跡の準優勝を果たしてしまったのだー
どヒャ‐!驚いた。あっぱれTETSUやん チョギンダー!
photo by きゃめりん
ギリギリのバトルに競り勝つ!

思えば昨年は、ワシのメカニックとして現場のサポートに徹し、さらにラジコン奨学生として
数々のシャーシの組みたてやメンテで経験を積み、ミニッツ虎の穴ではチキチキ合戦の真髄を
学び、郵政大臣杯並びに今年のタミグラで実戦を戦い始め、とうとう頭角をあらわしてきた。
オッス!

まさに卒業・巣立ちである。グラデュエ〜イ〜ショーン♪

家政婦は見た
悪い芽は早めに摘んでおかないと、いけないな(^^;
どひゃどひゃ

いや、マジであっぱれな走りだった。お見事!


■フェラーリワンメイク決勝

今回のフェラーリクラスは、A〜Cメインの全員決勝進出となった。

◆Cメイン決勝

photo by きゃめりん
ロビンさんです グリッドより大幅にジャンプアップして4位フィニッシュ。お疲れ様!

◆Bメイン決勝

浦野Jrさんと伊豆さんの登場です。

photo by きゃめりん

フェラーリがズラっと並んだ姿は、なかなか壮観でした。
photo by きゃめりん

スタートシグナルと共に、一番グリッドのJrさんが飛び出す。ロケットスタートを決め序盤の混乱にも
巻きこまれずトップを快走。一方伊豆さんはちょっと混戦に巻きこまれているようだ

photo by きゃめりん
決勝の混戦を抜け出せるか?電飾伊豆号

さて、中盤Jrさん快走が続くかに見えたところで、痛恨のミスで後退。。。。ン〜
一方最後方からジャンプアップしたのが、静岡のフェラーリワンメークで優勝を飾ったAS800Mさん。
そのまま逃げ切って9台抜きトップゴ〜ル!

Jrさんは3位、伊豆さんは5位フィニッシュだった。
お疲れ様です。オッス
 

◆Aメイン決勝

TQの竹迫さん、4位おぐっちゃん、6位未明さんが並ぶ(なんで並ぶかなー・・・・(^^; )
photo by きゃめりん

さて、泣いても笑っても本日の最後のファイナルレース 
フェラーリワンメークレースAメイン決勝だ。

静まり返ったグリッド 30周の決勝レースが始まる・・・・

ハッキリ言って、ワシへさべさにキンチョーしました。
頭の中では「アニマルや!アニマルになるんや〜」とアドレナリンの分泌を促していた。

まわりのメンバーを見るとかなり厳しい状況にはあるが、レースは水もの。。運もあるすぃ

そうこうしているうちに、スタートのコールとなった。

GO!

今回はシグナルランプを見ずに音だけを聞き、自分のマシンに視線を集中させた。
目玉が飛び出るほど凝視してスタート音に反応し、なんとかうまくスタートを決めることができた。

序盤から早くも混乱が発生した。

TQの竹迫さん2位車と接触後、後続に追突されなんと2コーナー手前で最下位に転落してしまう
あーーーーもったいない。
これぞ魔物が棲むタミヤグランプリや。運なんだよねー・・・・・

混戦を抜け出したのは予選2位のSさんだった。
続いてワシが2位にジャンプアップし、3位未明号もジャンプアップ!
このフォーメーションで序盤が始まった。

「お〜と、AORc神奈川勢2位3位で健闘しております」

おっしゃー!ええ感じ。アニマルアニマル・・・

しかし未明号は、速い。ピッタリをケツをまくってくる。
一方1位に踊り出たSさんも速い。なんとか射程内に入っているが、追いつけそうな気配が無い。

少しずつじわじわ離されているようだ。中盤1位との差は3秒に広がっていた。
しかし、チャンスを待ってとにかくくらいつくしかない。
皿に乗りながらインベタ走法でムチを入れる。

そうこうしているうちに、未明号が遅れ始めた。絡んでしまったようだ。
また最後尾に落ちた竹迫号は、怒涛の追い上げで5位あたりまで戻し、未明さんと激しいバトルを
展開していた。

あいかわらず逃げまくる1位車。全くスキが無い。ペースもかなり速い上にバックマーカーの処理が
抜群だ。
一方ワシのほうは自分としては限界走法なのだが追いつけない。
加えてバックマーカーの処理がヘタで、かなりひっかかってしまった。

「すんません。ちょっと抜かせていただけますか?」

お立ち台で人情に訴えて、一台ずつパスしていく。
もはやアニマルではなく、演歌歌手(^^;の世界だった。どひゃどひゃ

未明号&竹迫号
     
photo by きゃめりん                  photo by きゃめりん

photo by きゃめりん

ウイングの無いAORc勢(Aメインでウイングの無いのはこの3台だけ・・・どひゃどひゃ)
 

後半、1位車と同一周回にいるものの、もはや大きなミスがない限り逆転できない状況となってきた
最後まであきらめずに攻めつづける。
いよいよ最終ラップ

もはやこれまで!と思ったときに、衝撃的な出来事が!

あ゛〜! 止まってもうたー ( ̄□ ̄|||)!!

何故?WHY〜!??
突然失速してよろよろとストップするワシのクルマ・・・目の前真っ暗・・・・どひゃーん

数台に抜かれ、一位車もそのままゴール
ワシの車は、よろよろと止まりそうなスピードでゴール手前をさまよい
後続車にドつかれて、なんとかその勢いでゴールラインを切った。。。。。(^^;;;;;

やべー順位は???

なんとか、前半の貯金が効いて2位フィニッシュだったようだ。ふ〜・・・・助かった〜
あやうく表彰台を鳥煮餓すところだった

(あとで見たらセンターギヤを止めているビスが吹っ飛んで駆動がかからなくなってました。ぞっぞ〜)

尚、中盤激しい5位争いをしていた未明&竹迫号だが、最終ラップに未明さん痛恨のミスで7位に
竹迫さんは6位フィニッシュという結果だった。
 

Aメイン決勝結果

優勝    Sさん(30周 4分30秒)
準優勝 おぐっちゃん
6位    竹迫さん
7位    未明さん

いやー今回はタフなレースでした。自分としては持てる力をすべて発揮したって感じで満足です。
ラジコン人生のデルタピーク出ちゃったって感じかな?がはは

ところで、追いかけても追いかけても追いつけなかった優勝のSさんですが、、、
これまた記録を見て仰天です。
同じ30周決勝のGT2クラスの優勝タイムより速かったッス・・・どひゃどひゃどひゃ(^^;
繰り返しますが、決してGT2クラスのレベルが低かったわけではなく、このSさんが鬼のように
速かったんだよねー。。。。ん〜凄い
 

ところで、今回面白かったのが、TA04のセッチングが皆それぞれ違っていて、やっぱり操縦スタイルや
好みは10人10色なんだよね。
AORcメンバーのセッティングをインプレ付きで紹介してるのでTA04やる人は参考にしてみてちょ


GT2表彰式
photo by Warpさん

この瞬間「オツミダ」に変身したTETSUやんは、お組の看板を持って、表彰台に上がり
「なんですか、それ?」と怪訝な顔でインタビューされたのであった。どひゃどひゃ
オツミダ良くやったぞ!  ガハハ
 

フェラーリワンメイク表彰式

がはは・・・また「お組」の看板かい(^^;
しかし、「お組」の由来までしっかりインタビューされ、うれすぃ〜!チョギンダー!!
 

今回もAORcの仲間には本当にお世話になりました。
シャーシを作ってくれた竹迫さん、ライトポッドを提供してくれたマルさん、一緒に練習した未明さん、TETSUやん
写真提供きゃめりん、Waepさん、ビデオ撮影かーまたさん、そのほか多くの人のサポート本当にありがとう!
 

というわけで、今回は珍しく看板を持って帰ってきました。
ダレかもらってくれない?陶器の看板・・がはは(^^;
 

これで、昨年からタミヤグランプリに6回出場しました。
今までの成績を見てみると・・・

N1クラス       準優勝 11位 12位
ラリースポーツ    準優勝  4位
フェラーリワンメイク 準優勝

珍ラジストの限界=準優勝? どひゃどひゃ(^^;
 

結論:こうなったら全クラスの準優勝狙うか?
    びっくりラジコン珍記録ぢゃないっての・・・どひゃどひゃ(^^;


AORc本部カメ林プレスルームにも当日の写真が沢山あるよ!



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