2007年07月07日
2007 カナディアンロッキー&アメリカ国立公園の旅
その4
■7月7日(土) 四日目 グレイシャー国立公園
(Going to the SUN Road)
本日は、カナダを後にして一旦車で国境を越えアメリカに戻り、グレイシャー国立公園へと入る。
ケンモアからは一度カルガリーまで戻りあとはひたすら2号線を南下する。
どこまでも地平線が広がるカナダの道を南下し、国境を目指す
国道2号線に現れた国境事務所
手続き渋滞で30分程度待たされた
順番が来ると、パスポートを見せるだけで簡単に通過できた
特にスタンプも押されなかったが、中には車内やトランクなどを入念に検査されている車もあった
しばらく行くといよいよ山岳地帯が登場する
カナダを出た頃は、かなり曇っていて雨が心配されたがこちらにきたらすっかり晴れてきた ラッキョ〜!!
ケンモアを出て約4時間半 400キロ走ってやっとグレイシャー国立公園に到着した。
世界遺産にも指定されている、ここはグランドキャニオンと並んで古くから国立公園として開発が進んだ
グレイシャーは、その名の通り氷河時代の遺産を今に残す国立公園だ。
氷河が削り取った険しい岩肌の山々は、どれも独特でさしずめ自然の彫刻美術館のようだ。
3000m級の山々が連なり園内を大陸分水嶺が走るグレイシャー国立公園は、今もその大半は人の
侵入を拒んでいる。そんな手付かずの大自然を満喫できるのがここの特徴だ。
公園の入口の一つ、セントメリーから入り、セントメリー湖を望む
本日は、ここから園内の目玉である、 Going to the SUN Roadを往復する事にする。
この道は園内を東西に横切る観光道路で約52マイル
山岳地帯のワインディングロードで、かなり険しく白山スーパー林道を彷彿とさせる。
途中止まらずに走っても1時間半はかかる。
どわっ
モニュメントバレーのビュートのような、Clements山がいきなり目に飛び込んでくる
この他にも次々と変化する雄大なパノラマ風景が登場して飽きない
そそり立つ岸壁にへばりつくように走る道路
かなり狭い区間もあり、慎重な運転が必要だ。
そしてめくるめく現れる壮大な景色
うひょ〜
どひゃーん
かなり凄いでんな グレーシャー国立公園 すでに圧倒されっぱなしです
そして約1時間半走って、レイクマクドナルドに到着した
さっそく川遊びに興じる隊員達
結構流れが急なセクションにも果敢にチャレンジする!
さて、ここから折り返し、来た道を寄り道しながら戻っていく
だそうです
そして、途中の地点でまたしても、怪しげな影を発見!
をを!
こ、、これは
熊 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
また、熊に遭遇した
エサを探してのそのそ歩き去っていった様子だった。
ちょっとビビるけど、本物の野生に遭遇した感動と不思議な驚きがやはりある。
そして、いくつかの名所に立ち寄りながら、ワインディングロードを戻っていく
ん〜なんたる雄大な景色ざんしょ
まだ雪が結構残っているところなんかもあった
おお!人が集まっている所 発見!
野生動物の予感!
いたー!
マウンテンゴートだ! 大人気だった
山の中腹に5頭の群れがいた
雪の上で一休みしてるのもいた
駐車場にまで進出してくるものいた^_^;
結構人間慣れしてまんな
リスも結構いたよ
なんか丸々太ってるし。。。
アルプスや北欧のような風景かと思えば、アメリカ西部の光景も登場する
まさに、自然が生み出した造詣の神秘としかいいようがない
道路のちょうど中間地点にある、ローガンパスと呼ばれるところ
インフォメーションセンターがあり、駐車場は多くの車で埋まっていた
行きにも見た、Clements山
結構気温は上がっていたが、今尚残る雪にびっくり
雪が残るすぐ裏には、灼熱の西部の荒野みたいな風景が広がっていてなんとも不思議だ
この後も、いくつかの渓谷や湖などに驚嘆しながら来た道を戻った
さて、本日の投宿地へと向かう
メニーグレイシャーという地区にある、そのまんまメニーグレーシャーホテル(Many Glacier Hotel)だ。
スイフトカンレント湖のほとりに立つ、創業90年以上の老舗ホテル
ホテルのデッキからは、湖と山々がば〜んと見える
立派な巨木の柱に支えられた木造の古いロッジだ
空調もなく床もきしんでいるが、その雰囲気がなんとも風景に溶け込んでナイス
ロビーではピアノやバイオリンの生演奏が行われていた
夕方湖岸に出てみる
かなり涼しくて気持ちよかった
ゆっくりと日は沈んで行き、神秘的な光があたりを包んだ
様々な風景と野生の動物を堪能できるグレイシャー国立公園
かなりポイント高いッス
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結 論:グレイシャーそれは氷河の美術館
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