2007年07月05日
2007 カナディアンロッキー&アメリカ国立公園の旅
その2
■7月5日(木) 二日目 レイクルイーズ、モレインレイク、コロンビア大氷原、バ ンフ温泉
本日より本格的に活動開始や
出動前に、まずは腹ごしらえ!
今回より、新兵器が投入された
じゃ〜ん!!
小さな簡易型電気炊飯器を購入して持ってきたのだった。
これさえあれば、どこでも米が炊け〜る! 米が炊ければおにぎりや、ふりかけご飯にお稲荷さん、カレーと
バリエーションも多数 早朝出発や深夜到着時などにもフレキシブルに対応できるのがエエ!
さっそく活躍したのだった
さて、米食って力が出たところで、さっそく出発!
まずは、朝のレイクルイーズ(Lake Louise)の散策からだ
おおおお! またしても非常に美しいその姿が眼前に・・
ビクトリア女王の娘の名にちなんでつけられたという、この湖だが光の当たり方で数分おきに色が変わるという
美しいエメラルドグリーンの湖水をしかとこの目で確認した。
氷河から水が溶け出す際に水中に溶け込んだ沈澱物に光が反射してこの複雑な色をかもし出しているそうだ。
湖の周囲には散策路があり、朝の散歩を楽しむ人たちが多数いた
そうこうしているうちに、また湖の色が変化して白根山の火口湖みたいになってきた
パチリっと。。。
さて、レイクルイーズの次は、近くにあるもう一つ名所 モレイン湖(Morain Lake)だ。
どわっ ( ̄0 ̄;)
こ、、これはまた衝撃的な美しさでやんす
レイクルイーズに勝るとも劣らない、いやそれ以上かも?? と思わせる素晴らしい風景だ
雪を被ったカナディアンロッキーの猛々しい頂、エメラルドグリーンの湖、そして針葉樹林
この3つが揃うと、カナダの原風景になるんやなあ〜
ここで、カヌーに乗ってみることにした。
レイクルイーズにもカヌーはあったが、こちらのほうが空いていてよさげだった。
しぃ〜んと静まり返った湖に漕ぎ出す
水をかく音だけが聞こえ、時折ひんやりと冷たい水しぶきがかかる
壮大な風景に抱かれつつうまい空気を吸う そしてまたこぐ ん〜たまらん 物凄く気持ちいい!
こんな景色もぐんぐん近づいてくる
湖の中央付近まで進軍し、ふと前を見上げると
また感動的な風景がそこに広がっていた
うおおおおおおお!
静まり返った湖の中央で、見たこともない美しい景色を見た
モレイン湖のギフトショップ前にて。。。 熊ちゃんと一緒^_^;
熊注意の看板はそこら中にあった 本当によく出没することがあるらしい
野生の動物が自然のままに営む、その地に人間がちょこっとおじゃましていることを
いつもキモに命ずるように、、とのことだった。
さて、モレイン湖の見所は結構あって、岸辺近くの小高い丘に登って湖の全景を見ることができるとのこと
さっそく行ってみることにした。
中腹より、どこまでも続く針葉樹林を望む
熊ちゃんならぬ、シマリスちゃん遭遇!
そして
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
丘の上から見たモレイン湖全景は、これまた絶景で感動的だった
まさに息を呑む風景とはことのことだ しばらく言葉も出なかった。。。
パチリっと
レイクルイーズ、モレイン湖を経て、次のポイントへと向かう
コロンビア大氷原の氷河だ
レイクルイーズから北に約130キロのところにある、稀代の氷河を見るのだ
ハイウエイをずんずんと進む
途中にも無数に素晴らしい風景が続く
そして1時間半程度のドライブ後 コロンビア大氷原(Colunbia Icefiedl)に到着した
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
これまた衝撃的な風景だった
大氷原から、まさに流れ出した氷の河が圧倒的な迫力を持って迫っていた
自然の驚異的な力の前に無力なことを知る
この氷河は、アサバスカ氷河と呼ばれ、何万年という気が遠くなる時間を経て確かに流れている。
万年雪の地域には降り重なる雪が夏の間溶けながら氷原を形成し、その厚みが30メートルを越すと
下層部が圧縮され氷になり、さらに上部に雪が降って、、と繰り返しついにその重みで氷が流れ出し
氷河となるそうだ。
氷河はその想像を絶する流れのときに、同時に周囲の土砂や岩を削り取って一緒に押し流し氷河
側面や先端に堆積する。これはモレーンと呼ばれごつごつと猛々しく氷河の周囲に積もっていた。
ハイウエイ沿いのパーキングにあるインフォメーションセンターで、チケットを購入し氷河探検に出かけた
シャトルバスの中継を経て、特製の氷上車に乗りいよいよ大氷河の上に繰り出していく
いきなり出だしの角度にビビりまくり
気分は北極探検である それにしても広大にして雄大 ありえない級
マウントアンドロメダ
氷上車の到着地点 ここから歩いて氷河上をいく 自由時間は20分程度だが寒いし結構危険なので十分って感じ
ををををを!
まさに北極だよこりゃ(行った事ないけど^_^; )
荒涼として氷の世界だった
しかし、これが流れて川になってるなんて信じられん
なお、近年は地球温暖化の影響もありこの氷河はどんどん後退しているのだという
10年前と比べても100m以上後退していた。
このままいくと100年後には氷河は消滅し、溶けた水で湖が下部にできると予想されているそうだ。
なお、この地点の氷の厚みはこの氷河の中でも最も厚い部分だそうで300mを越えているとのこと。
氷河上はごつごつして、ところどころ溶け出した水が流れていた
表面はかなり荒れていて危険だ
また、クレパスや穴も無数にあり、数年前も子供が落ちて亡くなったそうだ。
探検の際は十分に注意し、禁じられた区域には入らないことだ。
氷河が溶けて流れだした水
青白くどこか幻想的だった
手ですくって飲んでみたが、太古の味がした なんだそりゃ^_^;
ううう つめてえええ!
氷河側面の山から小さい氷河が押し寄せていた
これがメインの氷河につながる日も近いらしい
逆光だけど、とりあえず記念撮影っと
さて、氷上車の探検のあと、自分の車で行ける氷河の最先端地点まで行ってみることにした。
ここが終点だ
どんどん溶けて後退しているそうだ。
10年前の地点の表示があったが、相当後退している。確かにこの分でいくといつかは消滅しちゃうんでしょうなあ
また氷河期が来ない限りは。。。
先ほどの探検地点とはかなり状況が違い、表面は雪が降ってしばらくたった後みたいになっていた。
なんちゅうか。。勢いが感じられないんだな^_^;
さて、衝撃的な北極探検ならぬ、氷河探検も終わり、また一路バンフへと来た道を戻る
途中ハイウエイを走行中
なにか いけないものを見てしまったやうな・・
こ、、これは
( ̄0 ̄;)
キタ━━━━ (゚∀゚)━━━━ッ!!
木の間に、黒い物体見えますか?
そうです
熊
もう登場しちゃったよ!!
ちょっとビビりまんな やっぱり^_^;
この時は、結構遠くだったのですが、近くで出くわしたら
どうしたらいいんざんしょ。。。。
のそのそと森の奥へと消えていった。。。
こっちにこなくて良かったよ
さて、バンフに戻り、本日最後のイベント
温泉!
そうです。 あるんですよ ここには
Banff Upper Hot Springs と呼ばれる温泉が
ホテルからすぐ近くで、バンフゴンドラ乗り場のすぐ近くです
こんな感じ
ば〜ん
ま、プールみたいに見えますが 実際 みんな水着きてプール感覚で入っているのですが
確かに温泉です
あの、硫黄にニホヒがたちこめ、水温は40度と 高め しばらく入ってるとのぼせます
アメリカに来て本物の温泉に入ったのはこれがはじめてですが、いや〜きもちえかったー
疲れがとれました、ちゅうか どっと疲れが噴出しました^_^;
ま、二日目から飛ばしすぎ?かも^_^;
そんなこんなで気づいたら9時すぎ
ここは11時近くまで明るいので時間の感覚がわからなくなりますな
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結 論:早くも飛ばしすぎか^_^;
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