2007年06月17日
F1アメリカGP in インディアナポリス 2007
2004年に
F1カナ ダGP
をモントリオールで観戦した。
しかしまだ、アメリカGPは見たことがなかった。
せっかくアメリカモータースポーツの聖地インディアナポリスで行なわれるF1グランプリを
見ない手は無い!ということで突撃することにした。
しかし、、、、 遠いだな インディアナポリスちゅうところが・・・
当初飛行機で行こうかと思ったけど、家族四人分のチケットがあまりに高いので断念
しこしこクルマで走っていくことにした
ひたすら西へ爆走!
78>81>76>70号と乗りつき、ニュージャージー、ペンシルバニア、ウエストバージニア、オハイオ
そしてやっとインディアナ州に入り、州都インディアナポリスへと進む
片道約1250キロ どひゃ〜ん
とうとうやってきました!! モータースポーツの聖地 インディアナポリスです
すでに予選ほか土曜のイベントは終了してしまっていたので、サーキット周辺に出ている露店などを
見学する
なんか心なしか、勢いが無いやうな・・・ ま、 きっと明日会場に行けばもっと店が出ているに違いない・・
クルマ好き、レース好き、F1好きがここに集まってくる
とりあえず、ダウンタウンに繰り出してみた
19世紀は、アメリカ先住民の集落と林業で成り立つ小さな街だったが、インディアナ州の州都になり1930年代
以降に大規模な都市計画が実行され、現在では人口82万人の中堅都市に成長したそうだ。
ダウンタウンの中心は、モニュメントサークルの中央に立つ、兵士・水兵記念塔
南北戦争の犠牲者の慰霊に立てられたものだそうだ。
さて、それはそうと ダウンタウンにきたら、きっと街をあげてのF1お祭り騒ぎに違いない!
と思ったのだが
・・・・・・・
どこにもF1の盛り上がりが無いのです('・ω・`) ショボーン
そもそも、アメリカでのF1の認知度はかなり低く、存在自体知らない人も結構いるし、
やはり、アメリカのモータースポーツというとインディカーとかNASCARなんでしょうなあ
ちなみに、ここで毎年5月に行なわれる、インディ500マイルレースは、観客動員数40万人を超え
世界最大のスポーツイベントと言われてます。
それに引き換え、F1の時は観客数万人・・・あああ さびすぃ〜!
どこかに、F1の盛り上がりは無いのけ〜!?
と、探しあるいて、やっと人だかりを発見!
F1イベントじゃなくて、F1関係者が宿泊しているCONRADホテルの前で、関係者が戻ってくるのを
待っている熱心なファン達だった。
つられて野次馬になってみることにした。
しばらく待っていると
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
マクラーレンのドン ロンデニスが黒塗りのベンツからぬぅ〜っと現れ、ホテルの中に消えていった
なかなかの貫禄ぶりだった
そして
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
レッドブルに移籍した、マークウエーバーだ!
なかなかのイケメンで人気があった。携帯電話のカメラなどで皆撮影しておった
この後、ブリジストンの関係者とおぼしき日本人が、来たが
誰かがテキト〜に「アグ〜リ、アグ〜リ」と叫んでた(^ ^;
つられて写真を撮ってる人が結構おった(^ ^;
街には、時々ゴージャスなスーパーカーが走っていた
右の赤いフェラーリのドライバーは、もしかして、キミ・ライコネン?かなと思ったけど
確認できなかった
ま、いずれにせよ、ダウンタウンでは全くF1の盛り上がりが無かったので(^ ^;
本日の投宿地に行くことにした。
副隊長がおさえておいてくれた、エコノロッジ
普段は数十ドルでの宿泊と思われるが、一応イベント料金となっており140ドルくらいしてた
さて、決勝の日曜日 快晴で朝から暑かった
最高気温は軽く30度を超える勢いである
インディアナポリス スピードウエイに向け進軍!
この写真は、当日飛行機にて乗り込んできたTED氏撮影のもの
応援するで〜
さて、もちろん我々が応援すべきは、昨年より参戦し今年はかなり頭角を現しつつある、純ニッポンの
プライベーター
スーパーアグリチーム
に他ならな い
2004年のアメリカGPでは、この地で日本人二人目となる表彰台をゲットした佐藤琢磨選手が
今年は好調で、あの興奮を再び巻き起こしてくるに違いない!のである
前週に行なわれた、カナダGPでも琢磨選手は活躍し、終盤、昨年のチャンピオンであるアロンソを
堂々ぶち抜いての6位入賞したばかりで、いやがおうにも期待が高ぶる!
さて、そんなアグリチームと琢磨君を応援すべく、まずは応援グッズの仕込みだ
アグリショップを場内で探す
が、、、
どこにも無い( ̄0 ̄;)
ちゅうか
ショップ自体
少ないんでつけど・・・・・
やっぱり、アメリカ 盛り上がってねーよF1 (^ ^;
ショップで売っているのは、フェラーリとマクラーレンばかり
あとBMWちょろちょろって感じ
スーパーアグリのスの字も見当たらないんでつけど・・・
アグリ応援してそうな人も少ないし、日本人もほとんど見かけないし
お!
やっと一人発見!
がはは(^_^;
日の丸を来たメリケン人
なんか、ちょっとオタクっぽかったし(^ ^;
そして、やっとスーパーアグリの旗を持った一団を発見!
どこで、買われたんで?と この方々に聞いてみたところ
「ニッポンです」
おお〜!
わざわざ、日本から応援に駆けつけたとのことでした。
熱心やのう〜 あっぱれ!
で、結局スーパーアグリグッズを売る店は無いことが判明し早くも挫折気味(^ ^;
フェラーリをかぶっちゃってるおっさんとかおるし(^ ^;
気がつくとボウズ共は、、、
隊員AはBMWで身を固め、隊員Bは、フェラーリのTシャツに日の丸フラッグ
をいをい(^_^;
そもそも、家の中で
全 然統一感がねーじゃん
どひゃどひゃ
気を取り直し、道端で購入したF1速報新聞などをチェック
ここにも、スーパーアグリや琢磨の記事は皆無だった あああ。。。。
ちなみに琢磨選手 予選はあまりうまくいかず18番手からの追い上げとなる。
なんとしてもがんばってほすぃものでつ
さて、まずは、席に行ってみることにする。
F1不人気のためか、チケットはほかのGPに比べると安めで、グランドスタンドのど真ん中で$100
日本とかだと、この何倍もするのではないでせうか?
観客席に空席が目立つのは、さびすい限りですが、チケットが安くて確保しやすいのはF1ファンに
してみれば嬉しい限りであります。
まだ、朝の前座レースとかの時間帯につき、ガラガラ
さて、11時から、ドライバーのパレードが始まります
このあたりからだんだん盛り上がってきました
全ドライバーが、クラシックカーに乗ってコースを一周し、ファンの声援にこたえる
ここで、我々の最も重 要なミッションが遂行される
それは、もちろん
琢磨君との強力なコンタクトを実現することにある
04年のカナダGPの時に、副隊長が作成したお手製の巨大応援フラッグ(シーツで作った。がはは)
が登場する! チーム名などを入れていないので、どこに移籍しても生涯使用可能だ。
どど〜ん
アメリカモータースポーツの聖地に舞い上がる、日の丸フラッグに、漢字(^ ^;
オッスオッスオッスオッスオッス!
国際映像に写るべく、グランドスタンドにて絶叫を繰り返す(^ ^;
そして
琢磨 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
あっ 気がついてくれた! うれぴ〜!
こちらを指さして、チームメイトのアンソニーデビットソンに何やら話しかけている
多分、漢字の意味などを解説していたのだろう
おおおおおおお お!!!
撮影TED氏
副隊長と共に、あらん限りの声を張り上げ 「たくまああああ がんばれええ」と叫んだ
その声に、琢磨君は何度もこたえてくれ
ガッツポーズに、ナンバー1ポーズ、そして、最後はサムアップで決めてくれた
やったああああ
うれすぃいいいいいいい!!
2004年のカナダGPに続き、またしても琢磨君と強力なコンタクトに成功
心が通じ合ったと、副隊長は涙目になって感動し
レースが始まる前に
すでに
燃え尽きとった
どひゃどひゃ(^ ^;
撮影TED氏
もう何も思い残すことはありまへん
しかも、後日発売された
NUMBER684号に
隊員A登場
!!
偶然近所におられた、関西からの来られた方々も一緒に琢磨君の応援に加わってもらいました
ニッポンバンザイ! がんばれスーパーアグリチームに琢磨君!
パレードが終わると、いよいよ各選手がグリッドにつくセレモニー
もりあがってきた〜!
手を伸ばせば届きそうな、グリッド近くまで、ふらふら出て行くことができた
これも、不人気F1グランプリ故の特権??
ををー近くで良く見える!
決勝前のぴりぴりした緊張感がダイレクトに伝わってくるよ
琢磨選手のグリッド前で、強烈なアピールを繰り返す珍妙なオッサン発見!
SATO OWNS ALONSO 「佐藤は、アロンソをカモる!」 と書いた看板を掲げ、騒いでいた(^ ^;
しかし、先週実際にブチ抜いてるし、あながちウソでもないところがミソだ。
このオッサンの看板が大うけで、チーム関係者もぱちぱち写真を撮っていた
ちょー目だっていたので、どっかのマスコミにも露出してるかも?プププ
いよいよ決勝の瞬間が近づく
タイヤウォーマーが外され、フォーメーションラップへ
一周のフォーメーションラップを終え、いよいよ決勝へ
琢磨君の目の前から、決勝スタートを見る
ををを 鳥肌がたってきた
レッドシグナルが消え、22台が一斉に爆音を轟かせ、あっと言う間に一コーナーに殺到していった
鼓膜が破けるかという大音響と、オイルが焼ける匂いがいつまでも残っていた
最初の一周、2台に抜かれた琢磨君だったが、接触事故で上位3台が早々に消え、その後が調子を
取り戻し、周を重ねる毎に、一台また一台とパスし、ぐんぐん順位を上げる
おおおお!すげーよ
気がつけば、13位まで順位をあげているではないか!
しかし!!
( ̄0 ̄;)
琢磨 痛恨の単独スピン
リタイヤ
ああああああ
ちょー残念
さて、レースのほうは、この後は大事件も無く先頭での緊迫したテールツーノーズや、中盤でのバトルが
あり、それなりに面白かった
ちょうど目の前がマクラーレンやBMWのピットだったので、ピットイン作業が良く見えた
予選TQから飛び出した、驚異の新人ハミルトンが快調に飛ばし、2位につける昨年のワールドチャンピオン
アロンソになかなか付け入る隙を与えない
そして、それに続く、フェラーリもセカンドドライバーのマッサがチャンピオン候補のライコネンをおさえて走る
という、セカンドドライバーが台頭する興味深い展開となった
先週は、黒人初の優勝を成し遂げたハミルトン 人気もうなぎのぼりだ
マクラーレン、フェラーリに続く第三勢力として、BMWもがんばっていた
そして、ついにチェッカー
驚異の新人ハミルトンが完全勝利で、二連勝 続いてアロンソ、マッサ、ライコネン、ハイドフェルド
という結果だった
撮影TED氏
レース終了後、滝のような人の流れ
インディアナポリスを後にする
そしてまた1250キロの旅(^ ^;
隊員A・B共によく耐えました 往復2500キロ クルマでどこでも行ける自信がついた(^ ^;
一度は行って見たかったインディアナポリス
琢磨君との強力なコンタクトも実現したし、迫力のレースも堪能できて
誠によろしゅうございました。
当日のミニビデオ(WMV形式 約6MB)
結 論:琢磨表彰台アゲイン!
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