2006年04月17日
NYモーターショー2006
正式には、NY International AUTOSHOWと
言います。
一年に一度の車の祭典 今年もやって参りました。ちゅうかNYに来てから行くの初めてなんだよね。
ペンシルバニアの洞窟に行った帰り、急にやってること思い出して立ち寄ってみた。
憧れのあの車を見て、触れて、写真撮って、乗れる! そして新車やコンセプトカーをいち早く見れる!
とあって、車好きにはたまらないイベントですな。
これだけ沢山の車を一度に見て比べる事もそうそうないので、大変参考にもなります。
会場のJacob Javits Convention Center 4月14日〜23日まで開催中!
ワ
クワク!
会場内は熱気むんむん!
でも、日本のモーターショーを昔見たときは、人の頭しか見えなかった記憶があるが、そんな事も
無かった。見ようと思えばじっくり見れるし、運転席に座ることも可能だ。
◆アメリカ車
最近のふつーのアメ車は実に良くできてる。でもなんか物足りない
目玉っぽいのは、マッスルアメリカンのレトロ調ばっかり。どこに行くのかアメ車よ・・・
■キャデラック CADILAC
アメリカ伝統のプレミアムブランド未だ健在! 最近のカクカクしたデザインは妙に新鮮でカッコいい
左はSTSセダン 右はXLR(V8 4.4L 443HP)だ
また、昨今はSUVにも力を入れており、馬鹿デカいESCALADを駆って、買い物にいく金持ちのオバさんを
NY界隈では時々見かける。。。
■ポンティアック PONTIAC
GMの大衆ブランド代表格だが、最近のGMの不振ぶりを代表するような元気の無さだ。
新型車は結構出しているのだが、今ひとつデザインにキレがなく、メカ的な先進性にも欠ける。
ちょっと方向性を見失ってる感じ。個人的には結構好きなんだけどなあ〜このブランド
商業的には、膨大な数をレンタカーではいており、それに起因する値崩れが悪循環を生んでいる
とも聞いたことがある。。
コンセプトカー 最近のアメ車のトレンドのひとつ、巨大フロントグリルでど迫力な面構え
結構NYの街並みとかにはマッチしそう
ライトウエイトスポーツのSOLSTICE
2.4L 4気筒エンジンを搭載のオープン2シーター
マツダのロードスターが好敵手だ
■リンカーン LINCOLN
キャデラックと共にアメリカンプレミアブランドの代表格だが、どうしてもリムジンの印象が強い
ドライバーズカーとしてラインナップしているLSも悪くは無いのだが、特徴が無いというか無国籍化
してしまって埋もれている。
今一度、オールドファッションを取り入れてリンカーンぽい味で訴えているのが、ZEPHYRだ
結構端
正でイケてるよ
■フォード FORD
フォードもなんか元気ないのう・・・ 会場も人影が少なくさびしい感じ(^ ^;
フォードの最近の頼みの綱は、昔のマスタングのムキムキマッチョを現代に蘇らせた懐古主義
ちゅうか、こればっかり・・・・いいのか?これで本当に(^ ^;
Shelby GT500 V8 475hp ドカ〜んって感じ だから何か(^ ^;
マスタング並べまくりだよ、全く・・・・(^ ^;
ミドルクラスのセダンFUSION 2.3L - 3.0Lをラインナップし、アコードやカムリと競合関係にあるが
今ひとつ影が薄くあまり見かけないなあ〜・・・ ガンガレ!
コンセプトカー REFLEX
スモールカーの未来を占う、超低燃費コンパクトスポーツ
太陽電池も搭載 結構かっちょ良かったぜ
■ダッジ DODGE
クライスラーの大衆ブランド オイラのイントレピッドもダッジなので、親近感がある
マスタングに対抗して、やっぱりマッスルアメリカン懐古主義や ダッジよオマエもか(^ ^;
CHARGER SRT8 6.1L V8 425HP
ドカ〜ンと直線番長って感じ(^ ^; あのさ、最近ガソリンめっきり高いんだからさ。。。やめとけって こういうの(^_^;
でも、こういうアホなのが堂々と鎮座してるの・・・好きなんですけどね(^_^;
今回、会場で本当に様々な車に乗ってみたけど、オイラのイントレピッドはつくづくいい車だって再認識したぜよ
自己満足プププ (^ ^; 結構安かったんだけど、スタイリングもそう古くないしなにより車内がやたら広い
なんでやめちゃったんだろうね・・・・
マグナム
イントレピッドがディスコンになって、これが後継みたいに言われてるけど、これワゴンだしなあ〜
街で走ってるの、あんまり見かけないなあ〜・・・・
小型ミニバン系のSRT4
いかつい面構えとオーバーフェンダーが、ごつごつしてて、なかなかいいジャン!
チャージャーのパトカー仕様
ん〜こいつに、ハイウエイで追尾されたら一巻のお陀仏や ちーん ぽくぽくぽく・・・・ 速そ
■クライスラー CHRYSLER
クライスラーはアメ車の中では、がんばってるほうなんだけど
一番の売れ線がコレでっせ!
クライ
スラー300
ロールスロイスを思わせる、堂々グリル どうよ!って感じ
ん〜オイラはいまだに、この良さがようわからん(^ ^;
でも、アメリカの街並みには割りと溶け込んでるような気はする
■その他のアメ車
ハマー HUMMER
男らしいぜ! ガハハ ハマー好きです かっちょいい
赤や黄色のハマーがこっちでは結構普通に走ってる
オリジナルのH1は超巨大な軍用ジープって感じだったが、$50000台から買えて、なんとか公道を走れる
H2が出てから人気爆発しだした。カラフルなハマーで街を流す姿はちょっと憧れちゃうな
そして、さらに小さいチビハマーH3が出て、いよいよ射程距離に入ってしましたぜ奥さん
$30000を切る価格からスタートです。
結構真剣に乗ってみた
運転席の感じは、思ったよりスポーティーで乗用車っぽくてグーだった
後席は、高くて乗りづらくしかも狭かった。窓も小さく圧迫感があった・・・
結局この車は
ファッションで乗る
シャレだった(^ ^;
・・・・・・
合掌
どひゃどひゃ!
しかし、漢(おとこ)なら一度は、ハマーで街を流してみたい
GMC
GMの中〜大型SUVのブランド
この手の車の需要はアメリカは根強いし人気もある 特に地方に行くと圧倒的
でもなあ やっぱり古いんだよなあ〜・・・・
SATURN
GMの世界戦略車として、日本車の真っ向競合として位置づけられて来たサターンだが、なんかいまいち・・
単なる安物って感じなんだよな〜
今回は建て直しを真剣にやっているよとアピールも含めて、相当数の新車、コンセプトカーを展示していた
OUTLOOK
PREVUE CONCEPT デザイン的には結構イケてると思った。
シボレーコルベットZ06
フェラーリ調な顔がちょっと新鮮 でも中身はマッスルアメリカン
シボレーも、インパラモデルチェンジでめっきり無国籍化しちゃって特徴が無い
なんか、シボレーらしい味出さないといかんぜよ!
ボウズ共も大興奮!
カッコいい車と一緒に写真撮ったり、運転席に座ったり、カタログやポスターもらったりして
興奮しっぱなしでした。
ちょっと目を離すとすぐどっか走っていっちゃって(^ ^; よくはぐれなかったよ 奇跡って感じ・・・
◆ヨーロッパ車
洗練されたヨーロピアンテイストと文化を漂わせてるなあやっぱり。。。
彫刻とか芸術とかそういうのを見ている錯覚すら覚える事がある さすがや
■アウディ AUDI
今回世界初登場のTTの新型
流れるようなラインが素敵! 洗練されてる
■BMW
こちらもこのショーがデビューのZ4クーペ
ロングノーズショートデッキのスタイルが懐かしくて新しい 直6 255HPを搾り出す
BMWは今回じっくり見てみた
が。。。
やはり、ドライバーの為のマシーンという印象が強かった
運転席に座った瞬間にその気にさせる そんな感じ
また、細部にわたってカチっと良くできてる
いじりまくってます(^ ^;
■メルセデスベンツ MERCEDES BENZ
CLS500
最近のベンツの中で一番イケている、と思っているのがコレだ! CLS
流れるような流麗なスタイル 新生ベンツへの脱皮? スタイル優先で後席の頭上高はちょっと犠牲に・・・
でも金持ちにそんなことは関係ないのだ(^ ^;
運転席に座った時に包まれるなんとも言えない感触はどこから来るのか? だからベンツなのか!?
NEW Eクラス
マイバッハ
まあ、お化けみたいな車なんだけど、恐ろしいことに、NYとかロングアイランドで時々見かけるんだよな〜
アメリカの金持ちの層の厚さを感じる瞬間だ・・・
■アストンマーチン ASTON MARTIN
今回のショー全体を通して一番
シビれたのが、アストンマーチンだ!
コンセプトカー Rapide
このスタイリングにイチコロです! すげー!カッコいい サイコーや
■ポルシェ PORSCHE
やっぱポルシェもええのう〜
アストンマーチンの次にシビれたのがコレ!
カレラGT ん〜すげーよ 5000まんえん(^ ^;
■フェラーリ FERRARI
なにも言うことはありません
イタリアの跳ね馬万歳!
■その他のヨーロッパ車
マセラティ イタリアのダンディや!
ベントレー ご馳走様です(^_^;
可愛いミニ
◆韓国車
アメリカでは本当に普通に見かける韓国車
ヒュンダイは、発音を「ホンディ」とまるでわざとホンダに似せているようだが(^ ^; ついでにマークも似ている(^ ^;
でも、最近は本当に品質も向上し10年保証が馬鹿ウケ 昔ほどは安くないがそれでもまだちょっと安い
そこそこ安くて壊れない 80年代初期の日本車のようだ どんどん追い上げてるぞ
ヒュンダイエラントラ
ヒュンダイソナタ
アコード、カムリとぶつかる車種だが最近のモデルチェンジで めっきり日本車ルックになってしまった・・
ヒュンダイサンタフェ
こ
れはデザイン的にはかなりイケてた
KIA アマンティ
ベンツのヘッドライトに、ジャガーのグリルを頂戴した、とか雑誌に書かれていたことがある(^ ^;
でも日本車も昔はそんな感じだった・・・
◆日本車
日本車の注目度は高い 値段はちょっと高いけど高品質で先進的でインテリなにおいがする という感じ
■レクサス LEXUS
日本では、今年からブランド逆輸入の形でスタートしたが(ちょっとリコールや品質問題で苦戦してるようだが)
アメリカでは、すでにある程度の成功をおさめ、セグメントによってはBMWやベンツと同等以上のブランド力
を発揮している。
ショー会場全体を通して、最も注目度が高かったのは、これだ! レクサスLS600hL
レクサスの旗艦として、ついにお目見え! 本気でベンツSクラスを食いに行ってる すげー!
押しの強い堂々たるスタイル 長いホイルベース
そして、ハイブリッドの先進テクノロジー
ここだけは、他のブースと明らかに違う異様な熱気と注目度に包まれていた!
こちらはLS460 十分デカいんだけど・・・
なんか600を前にすると影が薄くなるんだよな〜・・・(^ ^;
ISとGS
ISの後席とか、やっぱり狭かった・・・・そりゃそうか
■トヨタ TOYOTA
高級路線は、レクサスにまかせて、トヨタブランドは、カムリやミニバンでひたすら中流ボリュームゾーンを
とりにいく戦略。このショー会場では、割と若い人の注目を浴びていたのがちょっと驚き・・・
SUV系のコンセプトカーが結構ウケていた
F3R 近未来のミニバンコンセプトデモ
自宅のくつろぎ空間をそのままに、、がテーマだそうな
ドカ〜んと大型ドアが全開な、コンセプトカー
ど派手なガルウィングカー
■インフィニティ INFINITI
レクサス同様、アメリカでは結構プレミアムブランドとしての認知度上昇中だ。
G35が今回アメリカ初デビューとなる
■アキュラ ACURA
今回初のお目見えは、MDXの次バージョン
■マツダ MAZDA
コンセプトカー KABURA
KABURAっ
て一体?
デザインコンセプトとしては、かなり良い感じに見えた。
その他
あ、しまった 三菱とか全然見なかった(^ ^;
駆け足で2時間くらい見たが、すでにへとへとになったので退散することにした
副隊長・隊員達も大満足! どっさり集めたカタログ 一体どうすんの??(^ ^;
外の衛星ラジオコーナーにあった、派手派手ボディーワーク号
おおっと!セグウエイにのるおねーさん達発見!
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