2006年04月17日

ペンシルバニアの洞窟探検

さ、春が来たのでさっそく洞窟探検の再開だ(^ ^;

洞窟の宝庫、ペンシルバニア州の中でも以前から狙っていた全行程地底湖の洞窟 PENN'S CAVE
さっそく行ってみよう!

朝9時半に出発し、ひたすら80号を西に爆進する。

とにかく161番出口までひたすら走る。161番以降は、洞窟の看板が出現する。
途中ほとんどノンストップで行ったが、結局片道450キロ 4時間半かかった。 結構遠かった。。

洞窟が近づいてくると、のどかな田園風景が広がり そこここに牧場が出現する
 


どこま〜でも〜 行こう〜♪
 



そして2時にやっとビジターセンターに到着!
 



こりゃまた、大平原ののどかな場所だよ  思えば遠くへみのもんた・・・(^ ^;



洞窟ツアーは10時〜5時の間 30分おきに出ており、全行程ボートで行く約60分のツアーである。
ツアー出発の2時半までちょっと時間があったので、まずは土産物屋でも見物や!



さっそく三角ペナント発見! (^ ^;



等身大の熊のぬいぐるみ?ちゅーか置物

物凄い迫力(^ ^; 茶色いのは、体調2mくらいあって値段も2000ドルと超ビッグ!
玄関入って、こんなのが置いてあったらすごいな(^ ^;


そうこうしているうちに、出発の時間が来た。
ボート乗り場へと移動する。
他に客とかいるのかしらん?と心配していたが、なんじゃかんじゃでボートの定員20名くらいはいた。

 を を!これが入口か すげー!

すぐ奥は真っ暗闇の暗黒の世界だ


全行程が地底湖という洞窟は全米でもここだけらしい
まさに、一生に一度はおさえておきたいポイントである(^ ^;

なにより、歩かなくて良いので楽ちんだ(^ ^;

満員ぎゅうぎゅう詰めのボートに、ガイドのおねえさんが一人つきいよいよ探検に出発だ!


と、その時

がくん!

と音がして、ボートから振り落とされそうになった・・・


ロープが係留場につながったままだった

をいをい(^ ^;


すかさず、おねえさん曰く
「あらやだ。すっかり外すの忘れてたわ。私 今シーズンは今日が初日なのよ ね。他にもいろいろ
 忘れてるかも。。。」

をいをい(^ ^;

頼むぜ、おねーさん
アンタに命預けてるんだからさ


なお、この洞窟ツアー ぬわんと1885年から続いているという!
おねえさん曰く、今まで大事故は一度も無いそうだが・・・・


さて、気を取り直して出発!

まるで、カリブの海賊のリアル版のような探検気分だ
いや、川口浩探検隊といったほうが良いかもしれない

洞窟内は、ひんやりと涼しい 年中10度ちょっとに保たれているそうだ

おねえさんのガイドによって、いろいろな鍾乳石などを見ていく

これは、自由の女神に似たやつだってさ



天井に広がる見事な鍾乳石に目を奪われる


ん〜 グレート!



ちょっとビビり気味な隊員B




途中物凄く狭くなる場所がある

乗客が頭ぶつけてもおかしくないほどの狭さ

それにしても、おねえさんの操船技術は見事であり、針の穴を通すコントロールでボートを操っていく

をいをい 本当に大丈夫なの??

一日一回くらい、だれか頭ぶつけてると思うんだけどな〜(^ ^;


時々、洞窟内をガコーン!と音がしていた
何かと思ったら、おねえさん曰く

「今、新しいガイドの研修中なの。最初のうちは結構ぶつけるのよね。アタシは完璧よ安心して」

・・・・・・・ をいをい(^ ^;

途中、研修中のボートとすれ違った。研修中のおにいさんは、心なしか顔が青ざめていた(^ ^;


暗闇 の中、名物の鍾乳石をライトで照らす



お約束の、真っ暗けもやってくれました
ライトをすべて落とすと、漆黒の闇があたりを包みます
ん〜これぞ本当の闇って感じ

なお、この状態で30日いると目が見えなくなっちゃうんだってね。

おねえさん曰く 「アタシも通算すると相当ここにいるから、そろそろ見えなくなるころかも」

ど。。どひゃ。。。。どひゃ ・・・・・

今日のお客さんは、今ひとつ反応が悪いようだ(^ ^;
てゆーか、おねえさんも、寒いギャグばっかり言ってないでもうちょっとパンチ効かせろって感じ(^ ^;


おお! コウモリたん発 見

寝てたよ zzz・・・  
ヒラヒラ飛んでるのもいた


ここは、西部の荒野にある巨石群に似た鍾乳石群の場所

いくつかのライトアップで、朝焼けや夕暮れなどを表現してくれた

さて、いくつかの鍾乳石の名所などを見学しつつ、ボートはずんずん進み


突如


光がさす





ををを!





ば〜ん!



急にまぶしい光が差し込んで、あたりが開け
地上湖に出るのだ

この瞬間が結構劇的で面白い



洞窟から出たところ

ん〜マンダム! 川口浩もびっくりな展開だ ビバ!


地上湖をしばしクルージングする
 



そしてまた、洞窟に戻り、来た道を戻っていくのだ


 

このあたり、太古の昔は海の底だったそうだ。氷河期を経て海の位置が変わるも水が残り、水の浸食によって
洞窟の原型が形づくられ、その後水がひいていって空洞化し、残った水と湧き水で地底湖が維持されている
らしい。そんなような説明をおねえさんがしていたが、質問した乗客が博士号を持つ地質学者の おじいさんと
知って、おねえさん「あらやだ。もう私に質問しないで。。。(赤面)」という展開だった(^ ^;


 



ぐぉ〜る!


1時間のトリップは終了した

誠に非日常的で面白かった。洞窟マニアな当家としては、非常に満足だった。


さて、洞窟ツアーと共に、もうひとつここで提供されているツアーがある
サファリツアーのようなWildlifeツアーだ。バスに乗っていく90分のツアーで野生の動物を間近に見れる
らしい。洞窟とのセット料金も用意されている。 が、当家はスキップした。

次に駒を進めたのは隊員達が大好きな、宝石・化石探しだ。
なぜか洞窟にこの手のアトラクションが良く存在している。

まず、宝石(原石)や、化石が入った砂の袋を数ドルで購入し、あとは外に用意された施設を使って
探し出す。
 

お〜出てきたでてきた!
 

隊員Aは、化石コースを、 隊員Bは宝石コースを選択

化石コースからは、このようなものが発見された
ア ンモナイト??


ということで、イベント終了! 




洞窟近くののどかな風景の場所でちょっと停車・・・



お〜バイソンみたいなのがいっぱいいるよ




から かったら突進し てきた(^ ^; 怖かった(^ ^;




いや〜 本当にのどかなところだねこりゃ
隣 の家が遠い(^ ^;

こんな所に住んだら、まったりと時間が流れて人生観変わるだろうね・・・・



さすがに、距離が遠く日帰りはキツいので、宿泊することにした
少しNY側に戻ったところのインターチェンジ付近にあったモーテルにニューコールした

Comfort Inn だった。
最初一泊80ドルと言われたが、まけておくれよ、と頼んだら 70ドルにしてくれた(^ ^;
言ってみるもんだね。経験上モーテルは、かなりの確率でまけてくれる。
まあ、できればサービスエリアなどで配っている、無料の宿泊情報誌のクーポンを見つけたほうが良いのだが・・

清潔で広々した部屋だった 



プールは屋外だったので、まだ使え なかった プレイグラウンドでちょっと遊んだ
 



晩飯時、近くにあった、へべれけなドライブインみたいなところに突っ込んでみた(^ ^;



リブBBQを頼んだら、見たことないくらいでっかいのが出てきた(^ ^;
ど ひゃどひゃ!

でも、ほとんど無くなったから不思議(^ ^;


翌朝、フリーの朝食を食べ、一路NYへ帰還した


帰り、マンハッタンの国際展示場で開催されているモーターショーを見学した。
モーターショー見学編はまた別途・・・・



さて、、、、


「カスハガ」
というのをご存知だろうか?

みうらじゅんが提唱した概念で、カスのような絵葉書の 総称のことだ。
観光地などで販売される絵葉書は、まず名所の図柄が入ったものが先頭に並ぶが、数をうめるために
苦しまぎれの葉書も制作されてしまう。送られても、もらった人が困るだけ!みたいなどうしおうもない
絵葉書が、実は世の中に数多く存在しているのだ。

私も、みうらじゅんに習って、カスハガを収集することにしている。

はたして、PENN'S CAVEにも、カスハガは存在したのか?


まず、このあたりは 洞窟の王道の葉書でしょう

葉書をもらった友達もきっと、おお洞窟に行ったんだな と関心するでしょうな・・・・・・・


これ・・・ちょっと苦しくなってきた


CAVE(洞窟)なのに、なんで猛獣よ? 
もらった人は困惑するでしょう(^ ^;





そして















今日のカスハガはこれ!



ば〜ん  単なる 真っ黒け

PENN'S CAVE  TOTAL DARKNESS(ホントに真っ暗け)

だから何か? (^ ^;


真っ黒けの葉書もらって、うれしいやつとか、どこにいるんだよっ!


恐るべし カスハガ ここにも また一枚(^ ^;
いいコレクションになりました
どひゃどひゃ






結論: 往復900キロでも価値ありましたが何か(^ ^;


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