2006年05月07日

モバイルオーディオ研究室その4 携帯スピーカ


さて、本日論じるは携帯スピーカであります。

なんかいつのまに増えちゃったよ(^ ^;

さて、普段はイヤホンやヘッドホンで楽しむiPODや携帯デジタルプレーヤーでありますが、結構な音質
なので、スピーカにつなげば立派なステレオに早代わり!
旅先、出張先、アウトドアイベント時など気軽に持っていけるスピーカさえあれば、そこはご機嫌な音楽空間に
なるというもの。


そんでいろいろ買い漁ってみたわけざんす



最初に買ったのがコレ 
 
Audio TechnicaのAT-SP222という機種だ。
日本で3000円前後で買った覚えがある。
単四電池二本で駆動し、折りたたみ可能 誠にコンパクトである。持ち運びも苦にならない。
コードもスマートに収納される。

しかし、音のほうはサイズに見合った、シャリシャリ系で、低音が全く出ない二昔前の安いラジオみたいに
なっちゃうのがちょっと悲しい。。
やっぱりこの手のスピーカの限界かな とりあえず音がでるだけよしとしないといかんのか?



で、試しにもうひとつっと・・・

 
SONYのSRS-M30 やっぱり3000円前後だった
単四電池3本で駆動(もしくはACアダプタ) オーディオテクニカ同様コンパクトで持ち運びも便利

で、音は、、、やっぱりシャリシャリ君だ(^ ^;
オーディオテクニカに若干負けている感じもするが、まあ似たりよったりというところ




そして、次3000円クラスはあきらめ、8000円級に進出だ(^ ^;

SONYのSRS-T88 
単三4本もしくは、ワールド対応ACアダプタで駆動 総合出力4W
電池切れの場合でも、音は小さいながら直結で音を出すことも可能だ
アコースティックバスダクト技術と、MEGA BASS回路で力強い低音再生とある

期待に胸を膨らませ、通販からの到着を待つ
そしてついにその時は来た!


・・・・・・・


じぇんじぇん力強く無いんですけど 低音
しかも、高音も出てなくて、しょぼしょぼ
高音をひっこませて相対的に低音出てるように錯覚させてないか??(-_-;)

これは、値段と広告キャッチでかなり期待していた分だけ落胆も大きかった。。。ガックシ


やはり、持ち運びできるサイズの携帯スピーカに多くを求めてはいけないのか?
音が出るだけでよしとしないといけないのか?




あきらめかけたいた矢先


ネットでいろいろ調べてみると、これで駄目なら駄目ちゅうものを発見!

 
JBL On Tour
日本では12000円くらいするらしいが、こっちの安い通販で$70くらいで買った。
オーディオスピーカの名門JBLが提供する、携帯スピーカがどんなものなのか興味津々だ。。

メガネケースのような形にスライド式のカバー
単四電池4本もしくは小型のACアダプタで駆動  単四の場合はスペック上24時間連続運転可能
フタの開け閉めでON/OFFするのと、音量ボタンがプラス、マイナス手で触れる方式など、ちょっとお作法に
慣れる必要がある。また上の3つに比べると重い。

そして、音を出してみる


( ̄0 ̄;)



ま、、、マ ジでつか?


低音から高音まできっちり聞かせるまさにオーディオの音質だ
くっきりと音の細部まで聞こえるし、ボリュームを上げてもなかなか歪まない

すばらしい! JBL

上の3つとは比べものにならないくらいの音質だ。これはたまげた!
iPOD(もしくは携帯デジタルプレーヤー)とこいつがあれば、どこでもオーディオルームに早変わりである。

本体下部にダクトみたいなのがあり、そこからボンボンと低音が響いている。
それにしても直径25ミリのフルレンジユニットでどうやってこんな低音を出しているのだろうか?不思議だ。。

ちょっと残念なのが、左右のスピーカの距離が近すぎてステレオ感があまり出ないことだ。
まあ、サイズを考えれば妥協せざるを得ないかな。

これは本当にいいモノを買ったという気がする。
気に入って、旅行や出張などには必ず持っていっている。



ちなみに、このOn Tourの兄弟機種でOn Stageというものもあり、いつのまにか隊員Aがゲットしていた(^ ^;


On StageはiPod専用(ほぼ)であり、ドックコネクタでドッキングして使う事を前提に作られている。
iPODへの充電と電源供給もこなす。またPCへのデータ転送も可能であり、常設ドッキングステーションとしても活用できる。
ユニットは4個ついており、最大出力は6W ×2と割とデカい音がでる。
円形の洒落たデザインでiPodとの一体感もいいね。

音のほうだが、On Tourよりさらに低音が出て、大音量もこなす。全体のバランス感もいい。
屋外とかでガンガンBGMを鳴らすなんてシチュエーションも涼しくこなしてしまうのが驚異的だ。

中央の空洞部分にダクトがあって、ここから低音がガツ〜んと出てくる。
本当にサイズからは信じられない驚異の世界である。

ただし、On Stageは電池では駆動できない。またACアダプタも重くてでっかい。
なので、携帯にはむかない。固定(&ちょっとした持ち運び)で使うのを前提に設計されている。
その分音もちょっといいし大音量が出る。

天気のいい日 庭でPC打ちながらiPodとOnStageでお気に入りの音楽を鳴らす

心地よいBGM音量から、びっくりするほどの大音量までイケちゃう  
ビバ!JBL  ファイナルアン サ〜!!



ところで、余談ですが
今、一番気になってる小型スピーカがこれです


BOSEのMicro Music Monitor M3
この手のひらサイズの超小型スピーカは、電池でも駆動でき重いけど持ち運びも可能。
そして、音がもう天地がひっくりかえるほどぶったまげる!くらいの音らしい!!
どこかで、サブウーファーが鳴ってんじゃないの?と思わせるほどの質感の低音と大音量とか?

値段もビッグで日本の定価¥49800!!
尚、大人気で3月の発売以来在庫切れ状態が続いているらしい。

なぜか、この機種、BOSEのお膝元米国ではまだ販売されていない どういうこと?
日本で開発したのけ??

ん〜値段も値段だけど、究極の小型携帯スピーカかも?ということで気になります
誰か買った人インプレおせーてちょんまげ




結論: ラジカセやステレオはもはや過去の遺物?


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