2005年06月05日

NYヒラメ漁初挑戦

ヒラメといえば日本では食を飾る高級魚として知られている。
刺身にエンガワそして舌平目のムニエル・・・

そんなヒラメが、ここNYでは初心者でも手軽に連れるらしい!?
これは黙ってはいられない

舌平目のムニエルを釣って、晩飯を飾らなければいけない(^ ^;
(ムニエルは泳いでないって(^ ^; )

ロングアイランド界隈だと、フリーポートやバビロンから出る釣り船が
メジャーらしい。

船にもいろいろあって、小型ボートをチャーターしていくものから、
身軽に行って道具も全部借りてできる、パーティーボートというものもある。

まずは、初心者として入門編の、パーティーボートに乗ることにした。
Freeportでは老舗のCaptain Lou Fleetという船をウエブ上で発見したのでこれにチャレンジ。

ちなみにヒラメは、Flukeと言いここらのシーズンは5月から9月頃までだそうだ。

船は、半日(8時−12時と1時−5時の二便)と、一日コース(7時半−3時)があるが
とりあえず、午前の半日コースに行くことにした。

10人以上の大人数でなければ予約は不要だそうだ。
フリーポートのレストランや船が沢山ならんでいる岸壁の一番手前が、ここの船会社で
目の前に駐車場もある。7時半までになるべく来るようにとのことだった。
駐車場に車を止めると、いきなり船に乗る。

忘れちゃいけないのが
 ・船酔いの薬 (あまり揺れないが一応)
 ・ビール・飲み物・食べモノ
 ・クーラーボックス(釣った魚を刺身にして持って帰るのだ)
 ・上着(海上は突如冷えることあり)
 ・帽子 
 ・サングラス 
 ・タオル(汗拭き&手が濡れるので)
 ・ウエットティッシュ(餌をつける時にかなり生臭くなるのであったほうが吉)
 ・虫除け(なぜか異様に蚊がいるところあり)

といったところか。

さっそく船にむかう! ドキドキ どうしようクーラーボックスが刺身で一杯になったら(^ ^;
 
100人以上乗れる大型な船だ。揺れも少ないし、子供も安全

S君は巨大なクーラーボックスを持って乗船時間ギリギリに登場した
や る気まんまんだ(^ ^;

いよいよ8時出航! ゆっくりと港を出発
 

小型のボートも沢山出ていた 今日は晴天の絶好の釣り日和だ


出航してしばらくすると、集金のおじさんがやってきた

ここで注意点は、カードが使えないということだ。
現金をばっちり用意して出かけたい

大人$34 子供(12歳以下) $24 だった(釣り道具一式込み)

船内はこんな感じ

便所もあるし、売店もある。
この日は参加者が少なめ(全部で20人くらい?)のため、ガラガラで中にいる人は
ほとんどいなかった。なお、二階もあって、眺めが良い。

竿から仕掛け、餌もすべて用意してくれる。


餌の入ったバケツ 小魚がぎっしり


餌のつけ方を習う 簡単だ 小魚は目の部分を針でグサっと刺す 



まずは、内海で最初のポイントに到達
さっそくヒラメ漁の開始だ!


釣りの方法はいわゆるボトムフィッシング(底釣り)で、重りを一旦底まで落としてから
竿をゆっくりと上下に動かし、ヒラメを誘う
ヒクヒクっとアタリがきたら、あわせてやるのがコツらしいが、なかなか難しい

所せましと竿が並ぶ じりじりと時間が過ぎていく(^ ^;



と、いきなり!



近所のオッサンがヒラメを吊り上げた!


場内から歓声が上がる!


うぉ〜すばらすぃ 旨そうなヒラメちゃん うらやますぃ〜

こりゃ負けちゃおれん!と、気合十分なのだが

・・・・・・

空回り(^ ^;

餌だけとられてますが何か(^ ^;


ヒラメにあしらわれているようだった・・・・



と、また反対側で



あ〜釣れてるやないの〜!


結局一箇所目ボウズで、次のポイントへ移動する


 

この橋 大型の船が通る時は


パカっと上に開くんですな うひ〜すげえ
 

さて、再度釣りの再開や!

   

先ほどから、竿を持つ手に、なにかしらヒクヒクっと感触を感じる


いる!


ヤツらはこの下に必ずいる!


全神経を手のひらに集中させ、どんな振動も逃すまいと神経を研ぎ澄ます










そしてついに!












キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!





ををを!夢にまで見た ヒラメちゃんが我が手中に!

やったー うれしー!!

船のおにいちゃんに針をはずしてもらう
ビ チビチビチ!


船のにーちゃん 「あーこりゃ  ちょっと小さいな。戻そう」

ぼちゃん


。。。。。。。


( ̄0 ̄;)



をいをい、 オラのヒラメちゃんが



挫折


どひゃどひゃ(^ ^;


資源保護だかで、お持ち帰りできる大きさの下限が決まっているのだそうだ
年々その大きさはでかくなり、どうやら約40cm以上でないと、放流する決まりらしい


きびすぃ〜!



しかし!

隣のオッサンは、悠々とデカヒラメを釣り上げているのだった

をーすげえ!大物だよこりゃ 大漁ハトヤの3段逆スライド!


気を取り直し、チャレンジに戻る

Japanese隊気合入る!

だんだんコツがつかめてきたのか、Japanese勢にも、釣果が出始める

K君は小ヒラメ釣るも、やはり強制放流
その後、蟹を二匹釣り上げたが、途中でさよならしてもうた(^ ^;

小ヒラメを強制放流されるK君




T夫人 なにかヒット!


キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!




なんやこれ!カサゴけ!?


再び放流(^ ^;


しかし、にわかに活気づいてきた。やはり釣れると面白い


またポイント移動
今度は、ジョーンズビーチの外側に出たようで、波が出てきた
内海の時は、湖にいるようでまったく揺れは無かったが、さすがに外海になると
ちょっと揺れますな。乗り物酔いに弱い人は、薬を飲んでおいたほうが良いでしょうやっぱし

 

晴天で実に気持ちの良い日だった
 




さて、外海にて戦いは続く

  

近所のオッサンは釣れているが、日本勢に勢いが無い(^ ^;



隣の人との間隔が短いので、時々糸が絡まってお祭り状態になりますな
 
そんな時も船のにーちゃんが助けてくれるので安心です


どうも、外海に出てから、パッタリとアタリがこなくなった気がする
あせって時間ばかりが過ぎていく


4時間て長いかなと思ったけど、意外と短いな

すっかりビールをくらって、遊覧船モードになってきた 日本勢(^ ^;




このままではいけない・・・・・



11時過ぎ、ラストチャンス 最後のポイントにやってきた
おそらく、ここが船長の隠し玉 入れ食いの秘密のポイントに違いない


再び手にヒラに神経を集中する



いる

確かにヤツらは いる





そしてついに!




キタ ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!



S君 ヒラメ一号機ゲットー!






しかし




またしても小ぶりで放流


挫折(^ ^;




釣っても釣っても放流




をいを いをいをいをい



ピー!  



主審のホイッスルが鳴り、日本0点で敗退





挫 折




☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★珍終了☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★



どひゃどひゃ(^ ^;



勝ちは見えていた。しかしあと一歩の押しが足りなかった(ジーコ談)

あー ちょー悔しいっス

さらば大海よ また会う日まで・・・


ホンマにあっという間の4時間でしたわ


この日、この船での一番の大物


さっそくサバいてもろうてました
鮮 やかな手さばきであっと言う間に刺身に・・・

なお、サバいてもらったら、チップを数ドル払うとのこと

ん〜 ヒラメはゲットできなかったけど、オモろかったな 次回リベンジや!




漏斗ビール一気飲みをやる、クレイジー船員(^ ^;
を いをい・・・(^ ^;



S君の巨大クーラーボックスは、の まま持ち帰られる事となった(^ ^;
ア ンタ、デカすぎ


午後1時出発の便は、たいそうな混雑だった



せっかくなので、フリーポートのシーフードレストランでシーフードを食べた

旨かった!!



結論: デジカメが生臭くなった(^ ^;


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