ヒラメといえば日本では食を飾る高級魚として知られている。
刺身にエンガワそして舌平目のムニエル・・・
そんなヒラメが、ここNYでは初心者でも手軽に連れるらしい!?
これは黙ってはいられない
舌平目のムニエルを釣って、晩飯を飾らなければいけない(^ ^;
(ムニエルは泳いでないって(^ ^; )
ロングアイランド界隈だと、フリーポートやバビロンから出る釣り船が
メジャーらしい。
船にもいろいろあって、小型ボートをチャーターしていくものから、
身軽に行って道具も全部借りてできる、パーティーボートというものもある。
まずは、初心者として入門編の、パーティーボートに乗ることにした。
Freeportでは老舗の
Captain
Lou Fleetという船をウエブ上で発見したのでこれにチャレンジ。
ちなみにヒラメは、Flukeと言いここらのシーズンは5月から9月頃までだそうだ。
船は、半日(8時−12時と1時−5時の二便)と、一日コース(7時半−3時)があるが
とりあえず、午前の半日コースに行くことにした。
10人以上の大人数でなければ予約は不要だそうだ。
フリーポートのレストランや船が沢山ならんでいる岸壁の一番手前が、ここの船会社で
目の前に駐車場もある。7時半までになるべく来るようにとのことだった。
駐車場に車を止めると、いきなり船に乗る。
忘れちゃいけないのが
・船酔いの薬 (あまり揺れないが一応)
・ビール・飲み物・食べモノ
・クーラーボックス(釣った魚を刺身にして持って帰るのだ)
・上着(海上は突如冷えることあり)
・帽子
・サングラス
・タオル(汗拭き&手が濡れるので)
・ウエットティッシュ(餌をつける時にかなり生臭くなるのであったほうが吉)
・虫除け(なぜか異様に蚊がいるところあり)
といったところか。
さっそく船にむかう! ドキドキ どうしようクーラーボックスが刺身で一杯になったら(^ ^;
100人以上乗れる大型な船だ。揺れも少ないし、子供も安全
S君は巨大なクーラーボックスを持って乗船時間ギリギリに登場した
や
る気まんまんだ(^ ^;
いよいよ8時出航! ゆっくりと港を出発
小型のボートも沢山出ていた 今日は晴天の絶好の釣り日和だ
出航してしばらくすると、集金のおじさんがやってきた
ここで注意点は、カードが使えないということだ。
現金をばっちり用意して出かけたい
大人$34 子供(12歳以下) $24 だった(釣り道具一式込み)
船内はこんな感じ
便所もあるし、売店もある。
この日は参加者が少なめ(全部で20人くらい?)のため、ガラガラで中にいる人は
ほとんどいなかった。なお、二階もあって、眺めが良い。
竿から仕掛け、餌もすべて用意してくれる。
餌の入ったバケツ 小魚がぎっしり
餌のつけ方を習う 簡単だ 小魚は目の部分を針でグサっと刺す
まずは、内海で最初のポイントに到達
さっそくヒラメ漁の開始だ!
釣りの方法はいわゆるボトムフィッシング(底釣り)で、重りを一旦底まで落としてから
竿をゆっくりと上下に動かし、ヒラメを誘う
ヒクヒクっとアタリがきたら、あわせてやるのがコツらしいが、なかなか難しい
所せましと竿が並ぶ じりじりと時間が過ぎていく(^ ^;
と、いきなり!
近所のオッサンがヒラメを吊り上げた!
場内から歓声が上がる!
うぉ〜すばらすぃ 旨そうなヒラメちゃん うらやますぃ〜
こりゃ負けちゃおれん!と、気合十分なのだが
・・・・・・
空回り(^ ^;
餌だけとられてますが何か(^ ^;
ヒラメにあしらわれているようだった・・・・
と、また反対側で
あ〜釣れてるやないの〜!
結局一箇所目ボウズで、次のポイントへ移動する
この橋 大型の船が通る時は
パカっと上に開くんですな うひ〜すげえ
さて、再度釣りの再開や!
先ほどから、竿を持つ手に、なにかしらヒクヒクっと感触を感じる
いる!
ヤツらはこの下に必ずいる!
全神経を手のひらに集中させ、どんな振動も逃すまいと神経を研ぎ澄ます
そしてついに!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
ををを!夢にまで見た ヒラメちゃんが我が手中に!
やったー うれしー!!
船のおにいちゃんに針をはずしてもらう
ビ
チビチビチ!
船のにーちゃん 「あーこりゃ
ちょっと小さいな。戻そう」
ぼちゃん
。。。。。。。
( ̄0 ̄;)
をいをい、 オラのヒラメちゃんが
挫折
どひゃどひゃ(^ ^;
資源保護だかで、お持ち帰りできる大きさの下限が決まっているのだそうだ
年々その大きさはでかくなり、どうやら約40cm以上でないと、放流する決まりらしい
きびすぃ〜!
しかし!
隣のオッサンは、悠々とデカヒラメを釣り上げているのだった
をーすげえ!大物だよこりゃ 大漁ハトヤの3段逆スライド!
気を取り直し、チャレンジに戻る
Japanese隊気合入る!
だんだんコツがつかめてきたのか、Japanese勢にも、釣果が出始める
K君は小ヒラメ釣るも、やはり強制放流
その後、蟹を二匹釣り上げたが、途中でさよならしてもうた(^ ^;
小ヒラメを強制放流されるK君
T夫人 なにかヒット!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
なんやこれ!カサゴけ!?
再び放流(^ ^;
しかし、にわかに活気づいてきた。やはり釣れると面白い
またポイント移動
今度は、ジョーンズビーチの外側に出たようで、波が出てきた
内海の時は、湖にいるようでまったく揺れは無かったが、さすがに外海になると
ちょっと揺れますな。乗り物酔いに弱い人は、薬を飲んでおいたほうが良いでしょうやっぱし
晴天で実に気持ちの良い日だった
さて、外海にて戦いは続く
近所のオッサンは釣れているが、日本勢に勢いが無い(^ ^;
隣の人との間隔が短いので、時々糸が絡まってお祭り状態になりますな
そんな時も船のにーちゃんが助けてくれるので安心です
どうも、外海に出てから、パッタリとアタリがこなくなった気がする
あせって時間ばかりが過ぎていく
4時間て長いかなと思ったけど、意外と短いな
すっかりビールをくらって、遊覧船モードになってきた 日本勢(^ ^;
このままではいけない・・・・・
11時過ぎ、ラストチャンス 最後のポイントにやってきた
おそらく、ここが船長の隠し玉 入れ食いの秘密のポイントに違いない
再び手にヒラに神経を集中する
いる
確かにヤツらは
いる
そしてついに!
キタ
━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
S君 ヒラメ一号機ゲットー!
しかし
またしても
小ぶりで放流
挫折(^ ^;
釣っても釣っても
放流
をいを
いをいをいをい
ピー!
主審のホイッスルが鳴り、日本0点で敗退
挫
折
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★珍終了☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
どひゃどひゃ(^ ^;
勝ちは見えていた。しかしあと一歩の押しが足りなかった(ジーコ談)
あー ちょー悔しいっス
さらば大海よ また会う日まで・・・
ホンマにあっという間の4時間でしたわ
この日、この船での一番の大物
さっそくサバいてもろうてました
鮮
やかな手さばきであっと言う間に刺身に・・・
なお、サバいてもらったら、チップを数ドル払うとのこと
ん〜 ヒラメはゲットできなかったけど、オモろかったな 次回リベンジや!
漏斗ビール一気飲みをやる、クレイジー船員(^ ^;
を
いをい・・・(^ ^;
S君の巨大クーラーボックスは、
空の
まま持ち帰られる事となった(^ ^;
ア
ンタ、デカすぎ
午後1時出発の便は、たいそうな混雑だった
せっかくなので、フリーポートのシーフードレストランでシーフードを食べた
旨かった!!
結論:
デジカメが生臭くなった(^ ^;