2003年12月26−28日

カニ食べいこう・ボルチモア

クリスマス休暇を利用してボルチモアにドライブ旅行(2泊)に行くことにした。
ボルチモアはNYから南に約330キロ走ったあたりにあり、ワシントンDCの100キロほど手前だ。

メリーランド州最大の都市で人口68万人。実はアメリカ人には結構人気の観光地で、全米屈指の水族館や
整備された港町に、博物館・美術館、ベーブルースの生家、アメリカ国家誕生の地など見所が結構ある。

ルートは、LIEからBQEに入りスタテン島を通ってNJに渡りあとは、95号(NJターンパイク)をひたすら南下だ。
すいていればノンストップで3時間台で行くところだが、途中何箇所か小渋滞があったのと、長めの休憩をとったり
して結局5時間ほどかかってボルチモアに到着した。
やっと見えてきた・・・

いつもは安モーテルに泊まるところだが、今回はちょっと奮発してちゃんとしたホテルを予約してみた(^^;

インナーハーバーの東側にある、Marriott Waterfrontホテル

部屋はまあまあだ。インナーハーバーを見下ろせる、高層階に陣取ってみた。



夜、部屋から見えたこの夜景を見ただけで、来た甲斐があったと言うものだ。
  
絶景でやんした!

到着日は、とりあえずインナーハーバーにある、ハーバープレイスという複合モールに行ってみた
 

レストラン・カフェ、工芸品など店舗が200店以上入っているそうだ。


晩飯は、ボルチモアの主目的のひとつ!名物のカニや〜!
このモールの中に入っている、フィリップスというバフェでカニ三昧突撃ー!

曜日にもよるが、ディナーは大人一人25ドルで食べ放題
ゆでたてのカニをガンガン食べるで! テーブルの上でトンカチで叩いて割って食べる

旨い!こりゃイケるで! 家族4人であっというまに殻入れのバケツが満杯になりました(^^;

もちろんこのカニの他にも貝類やパスタ、揚げ物、スープなどシーフード三昧食べ放題でかなり満足です


夜景とカニですでに目的のほとんどは達し一日目は暮れていった(^^;


翌日は良く晴れた

   
インナーハーバーと呼ばれる、きれいに整備された港をぐるっと囲むように近代的なビルが立ち並ぶ
なかなかオシャレな街だ。 湾は池のように静かだ。

貿易センタービル
 

  

このインナーハーバーエリアに、水族館やサイエンスセンター、各種ショッピング&レストランそして
海洋博物館の類が凝縮されており、どこも徒歩圏なのでとても便利だ。さらに湾の中を航行している
水上タクシー(一日の乗り放題で大人一人6ドル)を使っても良い。

このアクセスの良さは、なかなか秀逸である。小さいお子様連れの観光にも適している。


まずは、ボルチモア水族館へ
全米最大級の大型水族館だ

しかし混雑も全米最大級だった(^^; ここは大人気で平日とかでも相当混んでるらしい・・
6階建ての5階部分までが巨大水槽というビッグな作りだ。

お子様に人気の熱帯魚ゾーン
  

 

一番気に入ったのはコレ! シードラゴン
まるで海草だよ・・・ヒラヒラ泳いでました

う・・・怖いよ(^^;
 

右は、大蛇・グリーンアナコンダ・・・エラい恐ろしかったっス(^^;
 

屋上には熱帯植物園までありました。
 

回遊魚の巨大水槽も
 

残念ながら改装中で名物のイルカショーは見ることが出来なかった。


  

インナーハーバーには船が結構停泊しており、そのまま博物館になっているところも多い。



左は潜水艦博物館。右は南北戦争当時の船として唯一現存するコンステレーション号
 

コンステレーション号の手前にあるのが、水上タクシーだ。

船や海洋系博物館をゆっくり見るだけでも一日たってしまいそうだ。


次に、鉄道博物館に行ってみた。
ボルチモアは、アメリカ鉄道発祥の地であり、最古の駅や100台以上の蒸気機関車が展示されている。

しかし! 昨今の大雪で被害を受け改装中・・ん〜超残念

次は科学博物館(サイエンスセンター)だ。インナーハーバーの南側にある。
さっそく入口にて、太陽光線をレンズで集光して着火実験する隊員A


一階は人体系の展示が多かったが、いきなり人体の輪切りが登場してたまげた(^^;
シカゴで見たやつほど強烈じゃなかったですけど。。

二階は宇宙や科学系の展示で、参加型のアトラクションが多い。
 
隊員Aはこの手の博物館が大好きだ。隊員Bも夢中になって遊んでいた。

ボルチモアは割と古い街で、ちょっと郊外に出ると18世紀の面影が結構残っている。
 

お! こりゃ古いダットサンZをキレイに乗ってるなあ〜・・


夕刻のインナーハーバー


本日もシーフード三昧 エビがぷりぷりして旨かったよ!


水上タクシーに乗って帰還。らくちん〜!



最終日、ボルチモア美術館に行く

現代美術関係が充実しており、マチスのコレクションはかなりのものらしい

 



本日は、入場無料デーでしかも空いており、ゆっくりと観覧することが出来た。

 

ロダンの考える人の前で考えてみる・・・


この後、レキシントンマーケットという庶民の台所的な市場に行ってみたが日曜のためか休み。
しかし、その界隈はあまり治安がよさそうな場所では無く、オススメしません。

帰りは、ボルチモアを出て95号の乗ったあたりからのろのろ渋滞だった。ガビーン・・
仕方なく、旧95号でフィラデルフィアまで行き、その先は130号というNYターンパイクと平行して走っている
下道で北上し、スタテン島を通って帰還した。この選択は正解で結構流れていた。
お盆の帰りに中央高速で渋滞にハマって甲州街道を通るのにちょっと似ていた(^^;
(時々通る街の中の信号でひっかかるあたりも・・・)



コンパクトな港にギュっと見所が凝縮されたボルチモア。なかなか気に入りました。
シーフードは旨いし、景色もいいし、雰囲気もなかなか。今回見れなかった鉄道博物館のほか見所も
まだまだあります。また来たいなボルチモア!


さらばじゃ!ボルチモア


結論: I'll be back!


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