ガーデンシティ航空博物館
と勝手に呼んでますが、
Cradle
of Aviation Museumという博物館がGarden Cityにあり行ってきました。
直訳すると航空発祥の地といった感じですが、実際に飛行機のごく初期段階から航空産業の発展まで
ロングアイランドが寄与した役割は大きく、その功績を記念して作られたようです。
なお第二次大戦中の展示においては、
アメリカンエアパワー博物
館のほうが充実しているようです。
Meadow Brookパークウエイ4番出口出て5分くらい。IRSの近くにそういえばこんな建物ありましたな
なかなか立派な博物館で、展示場のほか目玉のIMAXシアター(3D映画館)やレストラン、体験コーナーなど充実している。
まずは触ってみようの体験コーナーから・・・
プロペラ回してよっこらしょ(死語)
ライト兄弟の飛行機の操縦姿勢を再現したもの。こりゃ難儀しますな・・・・
レストランは結構広い。ただ販売しているモノはショボい(^^;
いよいよメインの展示コーナーへ
この博物館の近くのルーズベルトフィールドは、今では巨大ショッピングモールだが、その昔はぬわんと!
リンドバーグの大西洋横断飛行の出発点だったのだ。
ちなみに、リンドバーグは今でもあるガーデンシティホテルに宿泊していたそうな。
1900年初頭の航空黎明期においては、この界隈は飛行機のメッカだったそうで、早くから実験機が飛び交い
航空郵便も発達し、リンドバーグ以降は大西洋横断スピード競争の拠点として非常に隆盛を誇ったそうだ。
原っぱのような飛行場で次々と古典的な飛行機が飛び立つ記録映画も上映していた。
また第二次世界大戦中は、グラマン社の工場が存在し、戦時中の飛行機の実に半数近くをロングアイランドで
生産していたらしい。
この博物館では、ライト兄弟以前のフリーフライト時代から、現代のジェット機、宇宙開発時代までを展示しているが
上記のような背景から、特に黎明期の展示が充実している。
ライト兄弟以前の時代
凧につかまって飛んでみたり、涙ぐましい努力の連続だった?
いかにもヤバそうな、羽の生えた自転車(^^;
1900年初頭の複葉機時代
古きよき時代です
木製のプロペラいいっすね
リンドバーグの大西洋横断機
いろんな博物館で見かけるやうな・・(^^;
燃料タンクだらけで窓も無い狭いコックピット
徐々に時代は流れ・・・
グラマンの時代へと・・・
精密な航空母艦のジオラマ
ジェット機時代へ
」
現代航空のコーナーに続く
これは実際のNY近辺の実際の管制センターのリアルタイム管制画像
刻々と動く、旅客機のプロットと、交信を聞く事ができる。
フライトシミュレーター
ついついうやってもうた。一回2ドル也
最後は宇宙へと・・・・
ロングアイランド出身の宇宙飛行士だそうな
我がホームタウンの人もいたりして、なんか親近感が沸く
外にも展示コーナーや格納庫がありました
なぜか軍関係者がフリマみたいなのをやってたりして・・・
まさか、この物騒なブツ・・・売り物じゃないやろな??(^^;
今回はいかなかったけど、IMAXも見たりすると半日はたっぷり楽しめそうです。
なかなかイケてました。
結論:
やっぱり航空大国やなあ〜