ボストン・ケープコッド・
ニューポート
夏休みを一週間取得したので、またまたドライブ旅行に行く事にした。
NY近郊からの旅行3大定番としてあとおさえておきたいのが、ボストン界隈だ。
(他の二箇所:
ワシン
トンDC、
ナ
イアガラは行きました)
新天地を求めてヨーロッパから大西洋を渡ってきた移民達によって開拓されたボストンは
ヨーロッパのたたずまいを感じさせる街並みだと言う。
また、この周辺はアメリカ発祥の地として、また別荘が点在するリゾート地として、東海岸の
一大観光地として有名なスポットである。
そこで
Bostonでアメリカの歴史に触れ
Plymouthでメイフラワー号を見て
Cape CodのProvincetownで鯨を見学し
New Portで超大金持ちの邸宅を拝見する
というコースで周遊することにした。
実際には、ボストンにて3泊、プリマスを通って、ケープコッドの先端にあるプロビンスタウンで一泊、
ニューポートで一泊、そしてコネティカットからフェリーでロングアイランドに戻るという5泊6日のコースとなった。
◆8月2日(土) ボストンへ移
動
いきなり朝寝坊して出遅れた(^^;
出発したのは10時半くらい。道は簡単でクロスアイランドからI95に入りあとはひたすら東に走るだけ
ちょろいちょろい・・・と思っていたのだが。。。
がびーん( ̄□ ̄;)!!
途中何度か渋滞につかまってしまった。
行楽地へ向かう車の自然渋滞や、工事渋滞(なんで工事なんかしとるんやー!ぷんぷん)、事故渋滞などが
相次ぎ、思うように前進できず。途中高速を降りて下道を走ったりするがあまり効果なし(^^;
ん〜油断しました。やはり長距離旅行出発時は、早朝から気合いれて行ったほうがいいですな。
ニューヨーク州からコネチカット州、ロードアイランド州を抜け、マサチューセッツ州のボストンに入ったのは
結局夕方の5時くらいだった。
走行距離は約230マイル(370キロ)
今回は、宿は副隊長が予約してくれた。予約は
こ
のサイトが便利だ
ボストン市街を通り抜け、北方向に数マイル行ったあたりにある、モーテルの有名チェーン
コンフォートインだ。
モーテル系としては割と立派なほう
部屋は普通のツインルームで清潔
3泊税込みで250ドルと、なかなか割安だった。夏休みシーズンかつ週末であることを考えると
いい感じ。飛び込みもいいけど、インターネットで事前に予約したほうが安上がりな場合もあるね。やっぱし。
荷物を置いて、ちょっと休憩したあと、さっそくボストン中心部にあるチャイナタウンに行ってみた
しかし、ホントに世界中どこでもチャイナタウンってあるなあ〜
中国人の生命力の強さというかなんというか。。。に圧倒されます
ま、せっかくなので小桃園なる中華料理屋に入ってみた
結構混雑していて30分くらい待った
まあまあ旨かった
とりあえず本日はこれで宿に帰還した。
◆8月3日(日) ダックツアー・プルデンシャルタワー・科学博物館
本日より、本格的にボストン攻略開始だ。
ボストンに来て、まず最初にやるべきことは
「ダックツアー」に参加する
ことである。
ダックツアーとは、第二次世界大戦時に使用されていた上陸艇を改造した
水陸両用車で、効率良く
市内観光を行うツアーであり、大変人気がある。すぐ満員になってしまうとの情報もあり、ウエブサイトで
事前に予約していった。朝10時出発のコースだ。
この日は、8時に起床し、ホテルのフリー朝食のパンを拝借して、ツアーの出発地点である、プルデンシャル
タワーに向かった。まずは駐車場の確保だ。
ところが、ここでちょっと落とし穴があり、プルデンシャルタワーの駐車場は車高が高い車は入れず、右往左往
した結果やっと近隣の駐車場に入れた。ミニバン系で行く人は要注意だ。
なかなかグレートな外観!
運転手のにーちゃんが軽快なトークで次々と見所スポットを案内してくれる
狭い市内の路地をすいすいと走りぬけ、観光スポットが次々と現れる
相当な早口な上に、展開もめまぐるしいので、あらかじめ日本語ガイドブックなどを用意して
行ったほうが吉と見た
ヨーロッパ調の歴史的な建造物が多く、アメリカの都市の中でも異彩を放っているボストン
さて、いよいよ、チャールズリバーに突入する時が来た!
ざばーん!とあっけなく川に突入
し、観光バスは観光船に変身した。
どんぶらどんぶら、川を下ってなかなか気持ちいい!
川から眺めるボストン市街地もまた格別なり
さて、この川下りの最中にスペシャルサービスが用意されているのだ。
それは、希望者に運転させてもらえる!というもの。
しかも、ただ運転させてもらえるだけでは無いのだ・・・・
さっそく隊員Aを
強制的に立候補させ運転席へ(^^;
まず、運転手のにーちゃんから、名前や年齢、好きなアイスの種類(^^;やスポーツなどに
ついて聞かれる
おー!ちゃんと答えてるな、えらいぞ!隊員A!
しかし、
誰も運転してないじゃん(^^;
船の方向に若干の不安を抱かせる展開だ(^^;
続いて、にーちゃんから
「ところでさ、メジャーリーグで好きなチームは何だい?」
と核心を突く質問が出る(^^;
「もちろんマリナースさ!イチロ〜万歳」 ・・・・ヤンキースじゃないのかよっ!(^^;
「そうか、ところでボストン・レッドソックスはどうだい?」
「マリナース」
「レッドソックスもいいぞ」
「・・・・・・」
「レッドソックスって言ってくれたら、このステッカーあげるんだけどなあ〜」
「う・・・・・」
「どうだい?レッドソックスだろ?」
「イ・・イエース」
いえ〜い!
どひゃどひゃ(^^;
運転席に座った人は全員、レッドソックスファンにさせられた事は言うまでもない(^^;
あまりに古典的なギャグなのだが、異様におかしくて爆笑してしまった(^^;
変な方向に船は進行していたが、なんとか建て直し再び岡に上がって観光は続き
無事80分のツアーは終了した。
ボストンの名所を効率よく楽しく回ることができた。
次に行ったのは、集合場所でもあるプルデンシャルタワービルへの登頂だ。
ボストンで2番目に高いビルなのだが、52階としょぼい(^^;
ただし、展望台からの眺めはすばらしく、街の全体像を掴むのにも役立つ
ホント、アメリカっぽく無いっすな
プルデンシャルタワーの後は、カフェでランチを食べ、午後は科学博物館へ行った。
ご多分にもれず、デカく充実した博物館で、一日ではまわりきれない
等高線までキッチリ再現されたエベレストも模型に見入ってしまった
ここの博物館の特徴は、「自分でやってみよう!」系の参加型アトラクションが多いことだ
自分で水槽の中の魚を作ったり、手術用の内視鏡の操作にチャレンジする!
隊員A/B共に、自分で試せる様々なアトラクションにすっかり夢中になり時間を忘れて、いろいろな事に
没頭していた。
ハーフミラーを利用して家族全員が凝縮してしまう?の巻
ちょっと怖い(^^;
これなら心霊写真も簡単に撮れそうだ(^^;
結局科学博物館に夜までいた。
その後、ふたたび中華街に行って、しゃぶ禅というしゃぶしゃぶ屋に突撃した。
チャイナタウンにあるだけのことはあり、全体的に中華風にアレンジしてあった(^^;
さらに、なぜかチゲ鍋とのハーフ鍋が用意されていたり、つけあわせにキムチが出たりして
韓国テイストすらちりばめられていた。
肝心の肉だが、霜降り?というにはちょっと・・・・(^^; だったが味は結構イケた。
そもそもしゃぶしゃぶなんて、アメリカに来て初めて食べたので久々で旨かった
なぜボストンでしゃぶしゃぶか?は良くわからなかったが・・・・(^^;
◆8月4日(月) ネイビーヤー
ド・MIT/ハーバード・クインシーマーケット
本日のスタートは、ネイビーヤードからだ。
ここは第二次世界大戦中駆逐艦の修理ドックとして活躍した場所で、現在では
世界最古の戦艦、USSコンスティテューション号と、第二次大戦で活躍した駆逐艦
カシン・ヤングDD−793号が目玉として停泊している。
横っ腹に大砲が並ぶ帆船戦艦Constitution
1794年に進水したこの船は、アメリカ各地から当時の最高の木材を集めて3年かけて建造されたという。
当初貿易商船の警護などにあたっていた。今に至るまで無敗無敵だそうだ。
何度も修復を重ね現在ではオリジナルの木材は1割以下だそうだが、驚いたことに現在でも航行可能
であり、年に一度記念航海を行っている。
近くには博物館もあり、この船の歴史などを見ることができる。
船員用のハンモックもある(^^;
Cassin Young DD793
第二次大戦中、沖縄戦でレーダー監視艦として活躍したそうだ。
なんと神風の体当たりを2度受けたが生還した。
次に訪ねたのがケンブリッジだ。
ボストンは、学術都市としても有名であり、アメリカ最古の大学ハーバードや、工学系大学の頂点とも
いえる、マサチューセッツ工科大学(MIT)など60以上の大学・教育機関が集まっている。
学園都市の雰囲気などに触れ、またアメリカの頭脳を担う若者達の顔でも拝んでみようと思った次第だ
MIT博物館に行くも、残念ながら休館日・・がっくし(^^;
ハーバードエリアはさすがに重厚な雰囲気だった。
ただ、若者の顔は、そこらの連中とそう変わらなかった(^^;
車をダウンタウン方面に向け、クインシーマーケットへ
なお、ボストンの中心部は、車で走るには結構厳しい状況にある。
古い町で路地が入り組んで狭い上に、一方通行も多く、地図も不親切で難しい。
一通の指示が入った地図をゲットして、詳細にルートを検討したほうが良い。
ダウンタウンの駐車場に車を停め、しばし散策
左は、ボストン最古の建物で1713年築の旧州議事堂。歴史的な建造物が多い
この銅像は、ボストン茶会事件の首謀者サミュエル・アダムス
このオッサンの名前は、ボストン茶会事件よりも、アメリカで有名なボストンの地ビール
として轟いている。
サミュエル・アダムスビールは1985年にジム・コッチ氏により製造が開始され瞬く間に
アメリカのベストビールに選ばれたそうだ。ちょっと黒ビールが混ざったような色でややクセが
あるがハマる人はハマるらしい。
そして、クインシーマーケットに到着
ここは、フードコートやレストラン、ショップが集まる観光モールで多くの人でにぎわっていた
大道芸人も登場し楽しい
この日のメニューも順調にこなし、宿に帰還。
屋内プールで泳いでみた。貸切状態でなかなか気持ちよかった
◆8月5日(火) プ
リマス・チャタム・プロビンスタウン
ボストンもすっかり堪能し、今日はケープコッドへ移動の日だ。
ホテルを10時すぎに出発し、まずは一時間ほど南下したところにある、プリマス(Plymouth)に寄る。
この街は、イギリスから大西洋を越えてやってきた清教徒が初めてアメリカの大地に定住した地として
有名な場所で、いわばアメリカ発祥の地と言っても過言ではない。
1620年11月、イギリスから決死の覚悟で渡ってきた清教徒102名が乗っていたメイフラワーII世号を
復元したものが展示してあり、これを拝むことにした。
おーこれが17世紀の船かあ〜
アメリカンスピリットの原点垣間見たり!
この復元船は、1957年にイギリスで作られ、53日かけて風の力だけでプリマスに無事到着したそうだ。
船内に入ると、17世紀の乗組員達が迎えてくれる!
まるでタイムトリップしたような気分だ
この船はもともと客船ではなく商業船として作られたので、人が乗るスペースは少なかった事に加え
同時に航行するはずのもう一隻がキャンセルされ、その乗客までも乗るハメになったのでかなり窮屈だった
そうな。 しかし、よくもまあ、、、ぎゅうぎゅう詰めでおいでなすって・・・・
プリマスでのメイフラワー号見学のあとは、大西洋に突き出す半島ケープコッドへと車を進める。
途中、チャタムという街に寄るが、大変な混雑で駐車できず立ち寄りは断念した。
旧軽井沢のような可愛い町だ。
ケープコッドは俗化されていない避暑地として東海岸のアメリカ人には大変人気があるそうで
多くの観光客が訪れる。半島を突き進む一本道はさながら最果ての地に向かうハイウエイだ。
ちょっと知床半島に似てる感じがした(^^;
半島の最先端、プロビンスタウンに到着した。
俗化していない・・・はずなのだが、観光客が非常に多く、ごったがえしていた(^^;
海岸近くの狭い路地には、店がひしめき、沢山の人が歩いていてちょっと驚いた。
なお、ここも一応宿は予約しておいたのだが、なかなか場所が見つからず苦戦した。
やっと発見した宿・ブレークウォーターインは、、、千葉の国民宿舎のようだった(^^;
ま、宿泊するには必要にして十分ですが・・・
宿併設のレストランで、名物のロブスターとクラムチャウダーを食べた。旨かった
いよいよ明日は、ホエールウォッチングだ。とりあえず午前中の便を予約して寝た。
◆8月6日(水) ホエールウォッチング・ニューポートへ
昨日はちょっと雨が降って、鯨見学も危ぶまれたが、なんとか天気はもちそうだ。
ホエールウォッチング船は沢山でているが、唯一学術調査を行う信頼できる業者として事前に
聞いていた、
ドルフィンフリートの船に乗る事にした。
大変人気が高く、前日までに予約しておいたほうが無難だ。
また、シーズンは混雑するのでなるべく朝早く乗ったほうがよさそうだ。
9時の便を予約したが、ちょっと早めに行ったら8時半の船に乗れるとのことで変更した。
大人一人22ドルだが、市内でゲットできるクーポンを持っていくと、20ドルにまけてくれる。
さっそくプロビンスタウンを出航!
プロビンスタウンの象徴とも言える灯台
船は非常に快適
全行程は約3時間半で、ホエールウォッチングは正味1時間半程度
あとは、スポットまでの往復航海だ。
海は非常に静かだが、外洋に出るとやはり大きくうねるように揺れるので、船酔いしやすい人は
薬を持参したほうが良い。幸い当家は船酔いはしなかった。
尚、夏場でも、結構風が冷たい事もあるようなので、上に羽織るものを持っていったほうが良いでしょう。
そうこうするうちに、天気も晴れてきて大変気持ちよい航海となってきた。
徐々に船は、鯨の餌場に近づいてくる。
乗客たちは、鯨が現れるのを固唾を呑んで見守る。
パンフレットには「鯨見物保証! もし見れなかったら次回無料チケット差し上げます」と
自信満々だ!
しかし、餌場に入っても、なかなか鯨ちゃんはその姿を現してくれない・・・
ん〜・・・
じりじりと時が過ぎる
じっと遠くを見つめるお客さんたち
と、そのとき、
おー!鯨の尻尾が見えたー!(・∀・)
うれしー!ちょっと遠いけど、見えた見えた!くじらやー!
これを皮切りに、視界のあちこちに、鯨が見え始める。こりゃすごい!
以前ハワイの
マウイ島から見に行ったと
きは、最後の最後でちょろっと見えただけだったが
今回は違うぞ!
をを! 前ひれをパタパタさせてるかわいーやつもいるじゃん!
かなり、いい感じになってきた。
船長は船を慎重に操船し、くじらがいると思しきポイントへそろりそろりと航行させる。
と・・・・・
を
わう!
ゆったりと巨体をうねらせ、悠々と泳ぐ鯨が至近距離に現れた!
ぶは〜!
豪快に潮を噴き上げ
ゆっくりと潜水していく
カッコいいー!!
こりゃすごい!鯨の息づかいまでも伝わってきそうな迫力だ。
生命の神秘、大自然の驚異に感嘆する。鳥肌が立つような感動がある
次々と海面にその巨体を突き出す鯨たちに、しばし目を奪われる
潜水の寸前に尾ひれがゆっくりと海面に沈む姿は本当にカッコいい
長く白い前ひれを持つのは、ザトウクジラで全長20mを越すものも多いそうだ。
自慢の前ひれを海面に高々と突き出し、水をたたくしぐさを何度も見た
ああ、来て良かったよ!
この時点でも相当満足度は高かったのだが、
さらに凄い事が起こった
船から10mたらずの所にいきなりくじらちゃん出現!
船のまわりをゆっくりと旋回しはじめた
くじらちゃんを追いかけて船内を乗客が右往左往する姿にも笑いました(^^;
この船はまだ空いていたので、良かったのですが満員状態だと見るのも一苦労かもしれません
ザトウクジラ君は、すっかりリラックスしているらしく、船とジャレているようにも見えます。
そして、とうとう、船の下をくぐり始めました
いやーびっくり!
いきなり、船の真下からドドーンと出てこないでくれよぉ(ジョーズじゃないんだから・・・(^^; )
そして、ふたたび船体の反対側に現れると・・・
ぬわん
と!
くるっと一回転して、腹を見せてくれた!
これには本当に驚きました!
完全に我々に向けたパフォーマンスです・・・嗚呼うれすいよ!
なにか、クジラとの間に不思議な一体感が生まれた
写真には撮れなかったが、顔や目もバッチリ見てしまった。なかなか可愛いやつだった。
本当にこんな事が起こっていいの?というほど仰天の出来事だった。
あちこちから、アンビリーバボー!インクレディボー!オージーザス!の声が上がった
くじらちゃんは、手を振って
最後に一度、潮を噴き上げ
悠々と大海に去っていった・・・
本当にすばらしい体験でした。感動しました。
ドルフィンフリート万歳! これで本当に20ドルでええの?
200ドルでも安いんとちゃう?ってくらい良かったよ。
まあ、運も相当良かったのでしょう。
クジラ見学を堪能し、船は無事プロビンスタウンの港に戻った。
船着き場近くにある、海賊博物館に行ってみた。
海賊の歴史や、海賊船を引き上げた記録や遺品などがあったがちょっとしょぼかった(^^;
とりあえず、みやげ物屋で、海賊なりきりグッズを買って、隊員共にコスプレさせてみた(^^;
なかなかキマっていた!
近くのシーフードショップで、またまたロブスターとクラムチャウダーのテイクアウト弁当を買い
海岸で食べた。潮風に吹かれながらのロブスターはまた格別だった
海賊どもの昼食(^^;
すばらしい体験のプロビンスタウンを後にして、次なる目的地のニューポートに向かった
(本当は、この時点では宿泊は決めていなかったけど、時間と距離を見て、決定しました)
途中、ハイニアスという街にある、ポテトチップ工場へ立ち寄った。
ここは、最近全米でめきめき人気急上昇中の、ポテチを生産する
ケープコッドポテトチップの
工場で、工場見学と即売所なんぞがある。
工場見学ははっきり言ってしょぼかったが、出来立てのポテチは、妙に新鮮でパリッパリで旨かった。
お土産に沢山買ってしまった。特に、スパイシーなやつはパンチが効いた味でクセになりそうだった。
夕方、アメリカで一番小さい州ロードアイランドにある、ニューポートという町に到着した。
高速道路でゲットした、モーテルクーポンにのっていたよさげなモーテルに突撃するも、消滅しており(^^;
仕方なく、その近辺でまともそうな、ハワードジョンソン(割と有名なチェーン店)に飛び込みで入った。
クーポンが使えて一泊99ドルだった。まあまあかな。
室内は大変きれいで広かった。
屋内プールにジャグジーもあり、久々の湯船も家族で堪能した。
夜、近隣のスーパーへ食料などを買出しに行った。
◆8月7日(木)
ニューポート見学・帰途へ
今日はニューポート観光だ。
ここは、アメリカ最初のリゾート地として有名な場所で、19世紀後半から20世紀初頭にかけて
東海岸の有力者・金持ちが、こぞってここに豪華な夏の別荘を建てたそうな。
その栄華の名残である、ニューポートマンション群が町の遺産として一般公開されている。
本物の金持ちたるものがどんなものだったのか?この目で確かめてみよう
沢山のマンション(超大金持ちの別荘)が公開されているが、一番の目玉である
鉄道王コーネリアス・ヴァンダービルド2世が建てた、ブレーカーズ(Breakers)を見学することにした。
うぉー! 門からしていきなりゴージャス!
なお、見学は、必ずツアーに参加(所要時間約1時間)しなければならない。
だんだん見えてきた超豪華別荘
バーン!
ほとんど城だ
中は撮影禁止だったので、見せられないのが大変残念だが、超豪華絢爛だった。
はっきり言って腰を抜かした。個人の別荘??
いや、これはヨーロッパの
王
様の宮殿そのものだ。
16世紀のイタリアの宮殿をモチーフに、贅の限りを尽くして作られた内装は圧巻
23のバスルームを含めて部屋数はなんと70!どひゃ〜ん!
中央のグレートホールからは、広大なバックヤードの向こうに広がる大西洋がバーン!と見える
やっぱこんなところに住めるのは
王様だよ
アメリカの金持ちの層の厚さ・歴史を感じた見学だった。
見学終了後、ニューポートの海岸線をドライブした。
今でも、実際に使われている大金持ちの別荘が点在していた。
夏休みボストン界隈紀行もいよいよ終焉に近づいてきた。
名残惜しい気持ちを持ちつつ、帰途につく
しばらく高速道路を西へ走っていると。。。。
をろ!( ̄□ ̄;)!!
いきなり、渋滞が始まったと思うと、前方にヘリコプターが舞い降りてきた
をいをい(^^;
何?映画の撮影?・・・・
ヘリは、いきなり前方の道路に着陸した。
どうやら車の事故があったらしく、急病人をのせて再び飛び立っていった。
スケールでかいのう〜
その後、コネチカット州のニューロンドンという港町で、フェリーに乗ってロングアイランドに
渡ることにした。
フェリーを使ったほうが若干距離が短くなるのと、しばしの船旅を楽しむのと、渋滞を避けるためだ。
予約無しで、切符も買え2時の船に乗ることが出来た
ゆれも少なく、快適な船旅だった。約1時間半
無事ロングアイランドの東端のオリエントポイントに到着した。
あとは一路西に走り家路を目指す。
途中ワイナリーが多数存在するワイン街道を走る。
試しに、ワイナリーに一つ入ってみて、一本白ワインを買ってみた。
最後にちょっと渋滞してしまったが無事家に帰還して5泊6日の旅は終了した。
本日のニューポートからの走行距離は約180マイル290キロだった。
★まとめ
全走行距離 820マイル 1300キロ
◆ボストン(3泊)
ダックツアー★★★★
効率よく市内見学可能 しかもオモろい
プルデンシャルタワー★★★
市内の全容がつかめる
科学博物館★★★★
科学好きにはオススメ 体験型アトラクション多い
ネイビーヤード★★★
船好きにはオススメ カッコいい
ハーバード・MIT★★★
アメリカの頭脳の学園都市に触れてみよう
クインシーマーケット・市内散策★★★
見ているだけで面白い
◆
プリマス
メイフラワーII世号★★★
清教徒のスピリットに触れ17世紀にタイムスリップ
◆
プロビンスタウン(一泊)
ホエールウォッチング★★★★★
運もあると思うけど感動しまっせ
◆
ハイニアス
ポテトチップ工場★★
まあ、わざわざ寄るほどでもないかも?
◆
ニューポート(一泊)
マンション見学★★★★
本当の金持ちのなんたるか?を知る
結論:
次の夏休みが待ち遠しいッス(^^;