ドライブ・ワシントンDC-その2
さて、ワシントンDC2日目のテーマは博物館めぐりだ。
有名なスミソニアン博物館群をはじめ、ワシントンDCには沢山の博物館がある。
一つでもじっくり見たらとても一日では見学できないボリュームだ。
とりあえず、3つばかり攻略してみることにする。
宿で朝食をとって、9時半には出発した。
まず、トップバッターは、昨年できたばかりの
国際スパイ博物館だ!
FBIの本部の隣にある、というのもなかなかイカす
ものすごい!人気で、朝から長蛇の列ができていた。
なんとか10時半くらいに入場できてほっとする。
館内は、戦時中に実際に使われたスパイの小道具などが満載で、実物の迫力に目を
奪われる。
スパイの歴史や活動、手口などを詳細に紹介してあり、相当のボリュームがある。
残念ながら写真撮影禁止で写真はとれなかったが、口紅型の銃や、傘ピストル、超小型盗聴器
や金庫を開ける道具、暗号化装置に、暗視装置などあるわあるわ。。。小説の世界さながらの
スパイ道具の数々
ボンドカーのレプリカとかもあって、見所満点である。
読み物が相当多く、辞書をひきひき・・・読んでみたけど結構面白い。
冷戦時代のスパイ活動や、道具は、今見てもすごい精巧であり、中でも笑ったのが
ソビエトの小学生が、アメリカ大使館に寄付した木製のレリーフの中に、盗聴器がしっかり埋まって
たってやつ。。実物が展示してありました(^^;
さて、スパイを堪能した後は、いよいよスミソニアン博物館群へ!
スミソニアン協会に加入している博物館は、ワシントンDCだけでも14あり、そのほとんどが入場無料!
と太っ腹!さすがは首都のお膝元だ。
まずは、国立航空宇宙博物館へ行く。
ここは、飛行機の過去現在〜未来へとたどる世界でも有数のコレクションを持つ。
展示される飛行機類は、ほとんどが燃料を入れれば飛べるというから驚きだ。
おなじみライト兄弟の世界初の飛行機
大西洋横断に成功したリンドバーグの機体
宇宙コーナーもかなり充実
アラン・シェパード飛行士がアメリカ初の有人宇宙飛行を成功させた
マーキュリー宇宙船、 フレンドシップセブン
ミサイルを展示するのは、ちょっと勘弁してほすぃな・・・・(^^;
アポロ・ソユーズ・テスト・プログラムでのアポロと旧ソ連のソユーズ宇宙船が
ドッキングした姿(テスト用の機体だそうです)
こんなものが見れるなんて、すごいですなあ〜・・・・
宇宙ステーション、スカイラブ デカい・・・
世界で初めての宇宙観光客、秋山さん
10数億円を払って、宇宙に行った・・・と紹介されてます(^^;
なお、秋山さんが乗ったソユーズのカプセルも展示されてました。
おなじみアポロの月着陸船(テスト用の2号機)
飛行機類の展示数もハンパじゃねえっス
天井から旅客機がぶらさがってるのには、タマげました(^^;
ボーイングDC3
第二次世界大戦時の名機を展示したコーナー
スピットファイアーやムスタング、メッサーシュミットにゼロ戦まで・・・すごいっすな
いや〜またしても、いいもの見せてもらいましたわ・・・・
それにしても、すごいコレクションの数、そして広さ大きさです。圧倒されました。
本日最後は、国立自然史博物館だ
ホントに良く歩いたなあ〜 アメリカに来てから歩いた歩数の90%はこの2日間だったかも?(^^;
ここは、スミソニアン最古の博物館だそうで、地球が誕生してから46億年の歴史をたどり、自然界に
存在するすべてを網羅する、、というこれまたぶったまげのコレクションである。
地球上の生物、化石、鉱物から地球の成り立ちや文明の起源までを紹介。
広すぎてとても網羅できないので、とりあえずランダムに突撃する。
中央のホールに展示されるアフリカ象
やっぱ隊員が一番喜ぶのはこれ!
恐竜の化石じゃっ
今にも吼えて襲ってきそうなティラノサウルス
始祖鳥の化石
モアイ像発見!
人類の歴史コーナーもなかなか興味深い
最後は、アメリカの博物館にやたらある、3Dシアター(IMAX)で昆虫の映画を見た
すごい迫力だった。蝶のハネに生える毛の一本一本まで浮かび上がって見えた
かなり駆け足で見たけど、3つの博物館を見るのが一日だとやっとやね
ワシントンDCにあるすべての博物館を見るには、一体どれくらいかかるのか想像もつきません。
見所満載のワシントンDCは、何度行ってもいいかも?
本日も夕刻が迫り、また宿を探してさまよいました。
今日はちょっと奮発してやや高級めなところを狙って、ボルティモアに近いWELLESLEY INN
にニューコールした。一泊100ドル超えたが家族4人なので、まだまだ安い。
ここは、レストラインがないことを除けばまるっきりホテルみたいだった。
部屋も相当広く、キッチンもあり高級コンドミニアムといった風情で快適でした。
翌日は、宿で朝食をとり、家に帰還した。
帰路は、雨や渋滞でやや難儀したが、夕方には家に帰ることができた。
総走行距離は1000キロに達した。
旅費は思いのほか安かったし、なかなか充実して楽しい旅だった。