【メッセージ】
ある石油会社のCMで「自動車からジェット機までガソリンを使っています」みたいなこと
をいっているのですが、何かの科学番組で飛行機は気体燃料か固形燃料を使って飛
んでいると聞いたことがことがあります。ガソリンは滑走路を走るための燃料なのかな?
それとも私の記憶違いなのでしょうか? そういえば、飛行場に給油車みたいのもちょこ
ちょこ走っているけど.....乗り物好きの息子も飛行機はガソリンは飛ぶと信じ込んでいる
のですが、誰か、本当のとこを教えてください。
【メッセージ】
ぽん次郎さん、こんばんわ。富士山撤退です。
このCMってどこのCMでしたっけ?私も観た覚えがあります。
さて、御質問にお答えいたします。まず結果から、ジェット機は気体燃
料でも固体燃料でもなく、ジェット燃料油(ケロシン)と言われる液体燃
料です。
では、このジェット燃料はなにもの?というと冬に良くお世話になるあ
の灯油に近いようです。もっと特殊な燃料では?と予想していた私も
調べてびっくりしました。
灯油に近いと書きましたが、ガソリンをはじめとしたこの手の燃料は
原油から分留して生まれるのです。イメージ的には、大小混ざった
みかんを出荷するときにふるいに掛けて大、中、小といったような
大きさをそろえて出荷するといったイメージでよいかと思います。
また、このジェット燃料には、-49度で液質が変化するジェットAと
-47度で液質が変わるジェットBと呼ばれる燃料があったようで
すが、今はジェットBを使っており、ジェットAは存在しないようです。
簡単ですが、納得頂けましたでしょうか?
そうそう、セスナのようなプロペラ機はガソリンで飛んでいるので
、息子さんも間違いではありません。
こんなところですが、よろしいでしょうか?