名　　前】たまお
  【タイトル】悩んでるんですよ
  　 05/25 14:12

  【メッセージ】
  はじめまして。たまお、と申します。
  先日私のＨＰの伝言板で金先生がここの宣伝をしていらしたので、ご相談に上がりました。
  現在非常に深刻で、かつ夜も熟睡出来てしまう困った悩みがいくつかあるのです。
  近々シリコン型によるキャスト取りを考えてるんですが、まず1つはシリコン型はどのような分別のゴミに当たる
  のか。
  シリコンに硬化剤を混ぜたものは重量もあり、また摂氏300度もの高温にもある程度耐えてしまいます。
  さらに硬化前の状態では化学薬品として分類されるのですが、硬化後は別段危険はありません。ゴム状で他人に
  危害を与えるような材質でもありません。
  但し大型のものは「鈍器」として分類されるはずで、不用意に捨てると「路上生活者を少年らが鈍器でめった打
  ち」などの何がしかの事件に使われてしまうのではないかと考えると夜もぐっすりです。
  しかし普通に燃えないゴミに分別すると環境問題が心配です。ゴミ袋も重過ぎて穴があいてしまって、やや哀し
  い思いをしてしまうことでしょう。
  2つ目は型に流し込むキャストの問題です。これが有機溶剤なのでものすごくクサイ。
  社宅住まいなので隣近所への悪臭問題が深刻です。少し前までは騒音問題も抱えていたのですが、怒鳴り込まれ
  た時の抜本的対策と、最近静音化を進めたので割と安心しています。
  しかしこの上有機溶剤の心地よいトリップ臭まで振りまいては不満をため込んでしまう傾向にある日本人と言え
  ども堪忍袋の尾がキレること間違いなしで、よく解らない日本語のような言葉を大声でわめきながら怒鳴り込ん
  で来るのは間違い無いだろうと予測しつつ撃退対策を考えてしまう日常です。
  3つ目は少し路線が違うのですが、石粉粘土とポリエステルパテの使い分けについてです。
  どちらも創作には欠かせないマテリアルですが、片や毛羽立ち問題、片や気泡問題がある上、技術的な壁も立ち
  はだかり夜な夜な頭とひざを抱えながら月を眺めて心和ませる毎日です。
  以上３つのどうでもいい悩みなんですが、なにか光明を見出せるような解決法がありましたらご教授願えれば幸
  いです。

  あと、金先生はやっぱり金先生で「うぇーす」「はえ」を相変わらず日常の会話の端々に加えて和やかな会話を
  されてますか？ 




名　　前】富士山撤退
  【タイトル】re:(1)悩んでるんですよ
  　 05/26 00:10
                                                          fujiyama@pbx.vip.co.jp
  【メッセージ】
  はじめまして、たまおさん。富士山撤退です。

  環境に関する質問ですね。日本でも最近環境に対して少しづつ関心が高まるようになって来ましたがまだまだで
  すね。日本全国民がたまおさんのように、ちょっとしたことでも立ち止まって環境の事を考えるようになったら
  と思う今日このごろです。
  さて、本題に入ります。

  1つ目：家庭から出る一般ゴミの場合、公共の清掃局、自治体や自治会等で処理されますが、ここで問題になって
  いるのは通常一般家庭から出るゴミとは違ったものなのではないでしょうか？ 一般家庭から出るゴミで通常回収
  で回収されない主なものとして産業廃棄物があげられます。そして、この産業廃棄物は産業廃棄物処理業者に依
  頼して廃棄してもらうということになります。車のタイヤやバッテリーがその１つですね。まあ、今回のシリコ
  ンは量にもよりますし、住んでいる地域によっても大きく変わりますので、今お住まいの清掃局に問い合わせて
  みるのが確実です。

  ２つ目：有機溶剤の扱いには注意が必要です。この昨今、某宗教団体の影響で日本国民は”異臭”という２文字
  に大変敏感になっています。そんな中、住宅街の真ん中で有機溶剤の匂いをプンプンさせたら、あっという間に
  パトカーが飛んできてしまいます。
  どうしても、という場合には、作業している本人、そして隣人に影響および、迷惑の掛からないように注意を払
  う必要があります。風のある日に行うのは当然で、あとは、匂いが届きそうな周囲の家にあらかじめビラをまい
  ておくなどして、作業の予告をしておくのです。ただ、予告をしたとしても、某団体の事件のイメージが強いで
  すから、何らかの問題が起こる可能性も捨てきれません。
  また、残った有機溶剤の廃却に関しては一般家庭での廃却は絶望ではないかと思います。お住まいの周りに有機
  溶剤を扱っている工場などがあれば、そこに依頼して捨てることになります。そうしないと、まさにたまおさん
  の心配されることが確実に起こります。

  ちなみに、私は以前、グラスファイバーで箱を作成しようとしたことがあるのですが、溶剤の匂いと研磨の時に
  出るグラス粉の始末を考え、結局あきらめたことがあります。

  ３つ目：技術的な壁、腕を磨くしかありません。是非、出来上がったものを研磨することも重要ですが、それ以
  上に腕を磨き、どんなマテリアルでも自由に操れる技術を習得し、これからの創作活動に励んでください。すば
  らしい作品が出来上がるのを陰ながら応援したいと思います。

  最後になりましたが、今、お住まいのところが社宅扱いということですが、周囲の方が同じ会社でなく何か問題
  が起こった場合は、たまおさんだけでなく、たまおさんがお勤めされている会社にも影響を及ぼす恐れがありま
  す。今回の問題に対しては慎重に行動されることをお勧めいたします。
  参考までに東京の清掃局のＵＲＬを記載しておきます
  http://www.tokyo-teleport.co.jp/tokyo-slim/index.html