マウイ島からのモバイル接続
海外からのモバイル接続方法はいくつか有りますが、今回利用した方法について紹介します。
インターネットへの接続はノートPC(Windos95)とモデム、そして部屋の電話のモジュラージャックを利用して
外線のローカルコール(9発信)で行っています。 ジャックの形状は日本と同じです
■海外ローミングサービスのあるプロバイダと日本で契約しておく方法
プロバイダは日本で契約したAT&T系のプロバイダで、世界各国にアクセスポイントがあり、うれしいことに
12月いっぱいは海外からの接続に追加料金無しのキャンペーン中です。
尚USA内はフリーダイヤルの番号でアクセスするため、ホテルなどの部屋の手数料もかかりません(多分)
モデムの設定などは日本と同じで、特別な事もせず一発でつながり安定していますが、接続スピードは
19.2〜24Kbpsといったところですか。
これで、e-mailのやりとりと、ホームページの閲覧やアップが可能です。
尚、画像はビクターのデジタルビデオからビデオキャプチャーカード(アナログ信号)を介してPCに
とりこみ、Photoshopで修正加工してJPEG保存して使ってます。
デジカメは持ってきてません。
毎日、その日の出来事と取込んだ画像を、日記がわりにHTMLで記述して、FTPサーバーに転送しました。
旅行中にその状況が同時に日本で見れる世の中になりました。。。
■ニフティにアクセスする
ニフティマネージャーの最新版(ver4.5)は海外アクセスポイント(コンピュサーブ経由)にアクセス対応して
いるので、これまたあっさりつながりました。マウイ島にもアクセスポイントがありました。
追加でやったのは外線の発信番号を入れるくらいです。
あとはいつものニフティのメニューが表示され、日本と同じように使えます。
オートパイロットもちゃんと動作しました。
■日本のプロバイダに国際電話でアクセスする
これは、通信料が高いので実験的にやってみただけです。
通常の国際電話を使うとホテルなどの手数料がすごく高い場合が多いので、KDDのスーパージャパンダイレクト
を使いました。これはUSA内のKDDのフリーダイヤル(ホテルの手数料は無し)にかけて、日本にアクセスし
料金後払いというシステムのもので、クレジットカードか事前にKDDカードを作っておく必要があります。
ここで、問題は、クレジットカード番号や暗証番号を聞いてくるので、それを入力しなければならないという事
です。(通常の電話の時は、KDDの音声指示どおりにプッシュボタンで入力を行います)
試行錯誤の結果、ダイヤルアップネットワーク(win95)の電話番号の所にカンマで区切って全部入力してしまう
という方法でなんとか接続に成功しました。尚、電話はトーンである必要があります。
◇電話番号欄の記述の仕方
外線発信番号+カンマ+KDDアクセス番号+カンマカンマ+カード番号+#+カンマ+暗証番号+#+カンマ
+日本のプロバイダ電話番号+#
とかなり長くなりますが、これでOKです。
尚、カンマ一個で約3秒、間があくので、うまくいかない場合はカンマの量を調節してみると良いでしょう。
便利な世の中になりましたな。日本のニュースも毎日知る事ができます。
また、観光情報の収集や、手配、連絡、近況報告、苦情のメールから宅急便の位置を知る事まで
様々な事に活用ができました。
戻ったれ