<手持バッテリランキング発表>
・ついにこの日が来た。レース用バッテリを選別だ!
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さて、データの信憑性や扱い方など、いろいろノウハウもたまってきたしここらでひとつ実践的に、手持バッテリ
の選別へとコマを進めましょうか。
エントリーしたるは、手持ちの現役バッテリー20本。一応どれもそれなりに走ってくれます。
今まではなんとなく使っていての感触で選別したりしてたけど、ホントのところは。。。
測定方法はいつもと同じです。
・充電前放電 ヨコモEPメイト
・充電TEKIN BC112A PF2/P 4A
・充電一時間放置後放電開始
・放電京商 デジタルパワーコンディショナー 14A カット電圧0.9V
尚データは測定した中で一番よい値を使っています。
■結果
測定結果を以下に示します。
以下の表は、平均放電電圧が高い順(すなわちパンチ順)に1〜20位までならべたものです。
パンチが高いものから、1〜7位をAランク、8〜14位をBランク、15〜20位をCランクとしました。
また放電容量もそれぞれの実容量に応じてA,B,C段階にランク分けしました。
こ、、、これは!!!
※ 2000Mはマッチド 2000Zはザップド
驚いた事に、パンチAランクは、オリオンのマッチドとSCRCが独占してしまいました!!
普段から確かに体感的に感じてはいたものの、こう見事に並ぶとホンマびっくらこきますわ。
トップ3はオリオンのマッチドが入りました。まあいいお値段もするし妥当なとこですな。
但し一位のやつは定価6800円のマッチドなのでノービスレースでも使えます。
これからは国宝扱いとし、神棚に奉って毎日線香とお供えをしたいと思います。ガハハ
4位と5位に食い込んだのはやっぱり1700SCRC!!
宇宙一で、在庫発掘セールの時にたまたまゲット。これは安かった。
ヨコモブランドのやつで6本のセルのうち3本は幻のZダマ(3本はAL)という奇跡のバッテリであります。
よくこんなんありました。くう〜もっと買っておけばヨカッタ。後悔先に立たず。
尚、SCRCとオリオンマッチドでもBランクに沈んだものもありますが、総じてみると明らかに
パンチ有りの傾向がアリアリって感じですね。
イーグルのザップドはやや期待外れですが、まあ一個だけなのでなんとも言えませんが。
通常のRC2000は、とにかくばらけているのが見てとれます。同じヨコモブランドでも
8位と健闘しているやつから18位に沈んでいるものまで千差万別。
こりゃデータとって管理しないと痛い目にあうっつう典型ですな。
ショックだったのが最低に近い19位のイーグルRC2000。このバッテリ、実は、、、、
忘れもしない98年末加瀬2時間耐久最終戦。残り8分30秒という微妙なそして、順位がめまぐるしく
入れ替わった最後の激走の時に、瞬間的に判断して入れたやつです。どうして判断したって?
そりゃなんとなくイキが良さそうだったからですヨ。
で、結果は、、耐久小説読んだ方ならご存知の通り、タイガーかつよし師匠の奇跡の激走にもかかわらず
最後の最後でバッテリーダウンを起こし劇的な逆転負けを頂戴しました。
あの時、もしデータがあって、一目でバッテリの選別が出来ていれば、、、パンチも容量も最高ランクのモノを
選べたなら、、勝負にニラレバは禁物ですが、あるいは順位が一つ上がっていたかもしれません。
それを考えると、たかがバッテリなどと言っていられないです。ホント。
以上の結果から、パンチと容量のランクと順位、測定値を書いたラベルをすべてのバッテリに貼りました。
パンチAは、別格扱いとし、温湿度が管理された特別室で保管し、一ヶ月に一回だけ充放電を行います。
なんてことは出来るわけないので、まあなるべく使わないようにして定期的に充放電はやりましょう。
パンチCランクは、個人練習やセット出しなどに惜しげも無く使いましょう。パンチBランクはお友達との
走行会やチキチキバトルで活躍してもらいましょう。
容量ランクは、主に耐久レースや10分レースなどの時の選別で使いましょう。
とにかく、バッテリにABとかBCとか書いてあるので一目瞭然で目的に応じて選択が可能です。
嗚呼便利。もっと早くやっときゃよかった!
4 バッテリって高い
一体いくら使ってんだよ。。。考えない考えない考えない。。。