2003年08月19日

挑戦!大空へのいざなひ!

ついにヒコーキへと・・・・

それは、ひょんなことから始まった
会社の仲間のディーンと雑談をしていたときに、ディーンが航空オタクであったことが発覚
さらに、田宮次郎主演の航空ドラマの傑作「白い滑走路」の話題に妙に盛り上がった
(尚、白い滑走路は、最近DVDで復刻版が出てすぐに購入した。感動した。田宮次郎を超える
この手の本格俳優は後にも先にも無いと断言し たい・・・なお、現在は白い巨塔を鑑賞中)

そんなこんなでヒコーキの話で盛り上がり、せっかくアメリカで場所がそこらにあるんだから
ラジコン飛行機でも飛ばしてみるけ?ということになった。
当然ながらディーンは模型にも精通していた。
要するに嗜好を同じくする仲間だったと言うことだ。

そうと決まれば話は早い
会社の近所の模型屋(ミネオラにある、ウイリ スホビー)に会社の帰りに直行し
衝動購入したのがこれだ

こまんだ〜!

よくわからないメーカーのいかがわしい雰囲気が漂っていたが、あとで調べたら
京 商のOEMらしいことが判明した。

店のオヤジに薦められるままにゲットしたのだが、決め手は

・入門用で操縦が簡単
・安い(100ドルちょっと)
・組み立て済み(オヤジは時間が無いのと、めんどくさがり。すぐ飛ばしたい)
・フルセット

といったところだ。

箱をあけると、ど〜んと出てきました


主翼をゴムバンドでくっつけて、車輪をハメれば即完成

あとは、付属の充電器でバッテリー(6セルのニッケル水素)に充電すればReady to Flyだ!
スピードコントロールと上昇下降は、モーターのスピードコントロール(無段階)で行い、旋回は
尾翼のラダーが交互にアップする、2ch制御だ。
本格的な3ch、4ch機と違って簡易型のパークプレーンなのだが、最初はこれでトレーニング
しよう。


写真の記録が無くて残念なのだが、すでに今までに2回飛行した。
会社から20分ほどのところにある、アイゼンハワーパークなる巨大公園に広場がごまんとあり
夜まで明るいサマータイムを利用して平日の夕方〜夜に繰り出してみた。

最初の飛行は、若干の小雨が降りコンディションがいまいちだった。
それでも飛行を強行したのだが、最初は要領を得ず、すぐに墜落(^^;

やはりおっかなびっくりで操作がおぼつかず、スピードや動きにも慣れず、さらに距離感もつかめ
ずに、二人とも木に突っ込んで終わった(^^;

初回で機体を失った絶望感に打ちひしがれていたが、近くでBBQをやっていたおっさんが
頼みもしないのに、木によじのぼってとってくれた。嗚呼人情NY! うれしかった。
損傷した主翼などのパーツを買って次回に備えた。


二度目の飛行は、初回の教訓を生かした。
まず、相当広いスペースでないと思い切り飛ばせない事を思い出し、場所を変えた。
また、度胸一発高度をぐんと上げて飛べば、少々のことがあってもたて直しが効くこともわかり
徐々に余裕がでてきた。
機体性能の限界か、ややパワーが足りず上昇中に失速気味になることがあったり、またラダーの
角度が少なくかなり旋回半径が大きい(=小回りが効かない)などの特性もつかめてくると、自由自在に
飛ばせるようになってきた。

こうなると、俄然楽しい。
8の字飛行などもこなせるようになり、確実に腕前をあげたディーンとおぐっちゃんであった。。。。
フライトの後は、足裏マッサージをやって気持ちよかった(^^;


そして、3回目のフライトが本日である。。。今日はデジカメもちゃんと持ってきたぞ〜!
フライト場所として定着しつつある、アイゼンハワーパークに基地の設営を開始する


常にトランクに潜んでいる愛機(^^;



組みたて開始!


あっというまに完成!
まずは記念撮影や!






この後の展開に悲劇が待っていようとは、この時点では知る由も無かった・・・・

本日は初の試みとして、自走滑走離陸にチャレンジや!

360クラスモータに7.2V電源で自力離陸が可能

GO!


とベーとべ〜!天までとべー! うー♪



10mほど滑走した後、期待はふわっと浮き上がり、見事自力離陸に成功した!
ばんざーい



そして





あっというまに高度をぐんぐん上げ








あっというまに









墜落した

 どひゃどひゃ(^^;

先端からバッテラがはみ出して無残な姿・・・

しかし、機体自体には大きな損傷は無く、航行は可能だった。


気を取り直し、手投げ離陸に切り替えるディーン


あらよっと


おらー!




ふわっ!


ぴゅ〜!




ブスっ!

(;´Д`)

ん〜なんか今日は調子悪いな・・・
先ほどの墜落で、バッテラの支持位置がズレてしまったようで、重心が前になってしまっていた
ようだ。しかしこのトラブルのほかにも強敵はいた
それは・・・・

風だ


このパークプレーンは、風に極端に弱いことを購入時にも聞いていた。
本日は風速5mほどの風が継続的にでており、かなり機体が風にあおられている。

風上に向かって離陸はするのだが、あおられて木の葉のように舞って失速して墜落
運良くターンできたとしても、今度は追い風でスピードがぐんぐん上がり、旋回が効かなくなって墜落

( ̄□ ̄;)!!

ダミじゃん


2〜3回墜落した時点ではまだ機体に損傷は無かった。
このへんでやめておけばよかったのだが、一度熱い心に火がついた二人は止められなかった(^^;

何度か致命的な墜落をくり返し、ボロボロになってきた・・・・がびーん

やはり風の日に飛ばしちゃあかんのや!
あとは、やっぱりこうなってくると、もうちょっとパワーがあって、機体の制御にも自由度が大きい3ch機が
欲しくなってくる。(こうやって泥沼にハマる(^^; )



瀕死の機体にムチ打って、片道燃料を積んだディーンの愛機は、最後の力を振り絞って高度を
上げていった。速度や高度もいい感じなり、巡航飛行になりかけた時、

(この時点で、ベルトのサインは消え、フライトアテンダントが飲み物を配り始める)




鈍 い音をたてて、



ディーンの機体は





遠くの家の屋根に突っ込んでいった



アーメン(^^;

どひゃどひゃ

残念だが機体の回収は不可能だった(^^;

ま、2ch機の操縦訓練はこれくらいにして、次のステップに進みたいと思っていたところだ
潔くあきらめよう!(^^;

かくいうおぐっちゃんの機体も度重なる墜落によりボロボロ。。。キャビン部分が大きく裂け、主翼も
一枚失い、瀕死の状況となっていた。


ち〜ん ぽくぽくぽく・・・・


次の瞬間

ディーンと、3ch機をいつ買いにいくか相談を始めているマックスがいた
夕日がきれいだった

さらば愛機よ!



結論:大空をナメたらあかんぜよ



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