投稿!きゃめりんの謎?!!
はいど@AORc さんからの投稿です
中島み○き 「地○の星」をBGMに、
プ○ジェクトX風に読んで頂きたい。
尚、以下敬称略です。m(_ _)m
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プロジェクト×(バツ) 珍妙者たち
〜びっくりドームに挑むオヤジたち〜
♪かぜのなかのすぅばる〜
すなのなかのぎぃんが〜
みんなどこへいった みおく〜られることもなく〜
しゃべることが出来なくなったMCがいた。
生死を彷徨うオヤジがいた。
訳も分からず挑戦する夫婦がいた。
名前を使われたカメラマンがいた。
全てをみまもる編集者がいた。
これは、一つの”ドーム”に挑むオヤジたちの物語である。
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RC好きのオヤジ達の社交場、AORc
その一大晴れ舞台、静岡ホビーショー。
それが開催された5月18日のML上、
とある一言が流れた。
「伊豆です。
<中略>
食事した店は、”きゃめりん” 飲んだ店は、”こうじの家”でした(^^;」
MLを読んだオヤジ達は思った。
「単なるネタだろう」と。
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それは、静岡ホビーショーの業者向け1日目(5月17日)に遡る。
A出版社のMackyは、おぐっちゃんらと、
珍妙ラーメン店で、夕食を取っていた。
その頃、A出版社の他の人たちは、
そこから程近い、レストランで食事をしていた。
Mackyは、翌日その情報をきいた。
けっこう安くて、いい味だったと。
既に2日続けて、珍妙ラーメン店で夕食を取っていたMackyは思った。
「今日は、そこにしよう」と。
閉館後、業者向け2日目の当番をしていた面々と、
そのレストランへ向かった。
そこに行った一同は驚いた。
そのレストランの名前は”きゃめりん”(ホントはきゃめろん、です念の為(^^; )
それは、AORcに加盟している某カメラマンと同じ名前だった。
普通に注文し、オヤジたちは、それを食した。
それは、オヤジたちの食欲を満足させるには充分な量があった。
その中で、一人満足できていないオヤジがいた。
そのオヤジの名は、ボンバー。
H○IでMCをしていた男だった。
ボンバーは、”赤道直下40℃”を頼んでいた。
一口食べたとたんボンバーの体中から汗が噴き出してきた。
それは、激辛スパだった。
ボンバーは、思った。
「辛すぎてしゃべれない」と。
ふと目の前を見ると、一つのデザートが置かれていた。
そのデザートの名は”びっくりドーム”。
それを見たボンバーにふと幼い頃の記憶が蘇った。
(幼い頃に砂場で作った山に似ている…)
なぜか、そこにはスプーンが2個添えられていた。
その時、ボンバーに一つのアイデアが浮かんだ。
このデザートを、砂山にみたてて、両側から掘ってみよう。
このことを、同席していたクニに提案した。
クニは快く、受け入れた。
オヤジ2人が、一つのデザートを両側から掘っている姿は、滑稽だった。
同席していたオヤジたちは皆笑った。
びっくりドームの甘さによって、ボンバーの軽妙なしゃべりが復活した。
その中で、一人身を捩るオヤジがいた。
それは、カナ吉だった。
いわゆる笑いのツボに入っていたのだった。
ボンバーのしゃべりを加えて、その雰囲気はますます珍妙さを増していった。
これによって、カナ吉の腹筋には、1分間で120回におよぶ回数で痙攣していた。
これは、某腹筋マシーン、ア○トロニックの2倍に相当するものだった。
カナ吉は、とっさに思った。
「このままでは、呼吸困難で死ぬ」と。
カナ吉は、壊れていた。
とっさに、カナ吉は、耳を塞ぐという行為にでた。
これによって、カナ吉はギリギリのところで、死の淵から脱出する事ができた。
ボンバーは思った。
「これは使える!」と。
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翌日の夕方、”きゃめりん”に聖地から同行した者を加えて、
16人がいた。
とりあえず、オヤジたちは普通に夕食をとった。
そして、食後のデザートを頼むことにした。
事前に、Mackyから、
”びっくりドーム”というのが面白いと聞いていた。
はいど夫婦は思った。
「面白そうだから、挑戦してみよう」と。
びっくりドームが運ばれてきた。
物凄いデザートだった!!
びっくりドームとは、下がアイスクリームで、
上に大きな(ビック)マロン(栗)がお椀状(ドーム)で
のっているデザートだった。
カナ吉は、思った。
「今日こそは、壊れまい」と。
カナ吉は、この時、重大なミスをしたことに気付いた。
それは、”びっくりドーム”に挑戦するはいど夫婦と、
Macky、そしてボンバーと同じテーブルだということだった。
ボンバーの軽妙なしゃべりが始まった。
「ここは、青函連絡船が途絶えた津軽海峡です。
北海道側、はいどさん、
本州側、奥さん
それぞれの方向から掘り進めて、
無事にトンネルを開通させて下さい。」
はいど妻は、思った。
「なんだこんだけ?」と。
はいどは、思った。
「これだけじゃない」と。
大胆に掘り進む妻に対して、慎重に掘り進むはいど。
無事にトンネルは開通した。
ボンバーには、つづけた。
それは、×字にトンネルを造ることだった。
はいど妻によって、豪快に掘られたため、
ドームはあっけなく崩れた。
それと同時にカナ吉も壊れた。
全ては、ボンバーの思惑通りだった。
更に、ボンバーは追い打ちをかけた。
「見ての通り、トンネルは崩落しました。
必死の救援活動にもかかわらず、
多くの犠牲者を出しました。」
ボンバーは、すかさず目の前にあった爪楊枝を使って、
ドームの上に旗を立てた。
「これを倒さずに、食べて下さい。」
いわゆる棒倒しだった。
その頃、カナ吉の腹筋は、1分間に、180回におよぶ回数で痙攣していた。
これは、某腹筋マシーン、アブ○ロニックの3倍に相当するものだった。
薄れ行く意識の中で、
カナ吉は、隣に座っていたMackyに頼んだ。
「明日、タミヤでマツダ787Bの皮、買っといて〜」
「タミヤ本社まで行かないけどいいか?」
Mackyのせめてもの優しさだった。
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更に翌日、Mackyは三度その場所にいた。
全てを確認するために。
店の名前は、「JOURDAN BROTHERS CAMERON」だった。
殆どのメニューが1コイン500円だった。
オヤジギャグを思わせる数々のメニュー以外は、
普通のレストランだった。
もう一つ確認しなければならないことがあった。
それは、季節限定ケーキ”きゃめりん”。
しかし、それは、その日で終了していた。
オヤジたちの晴れ舞台、静岡ホビーショーと共に。
Mackyは、思った。
「アブト○ニックレストラン”きゃめりん”
それは、偶然の産物だったかもしれない」と。
車には、真新しいマツダ787Bの皮がのっていた。
アブトロ○ックレストラン”きゃめりん”に関わったオヤジたちは皆
多くは語らなかった。
「くれぐれも、”ここだけのはなし”にして下さい」と。
♪つばめよ〜ちじょうのほしは〜
いまどこに〜あるのだろう〜
結論:びっくりドームへの挑戦者募集中!どひゃどひゃ