せっかくの国宝を見とかないとアカン!と思いたち、いざ突撃〜
松本城は、戦国時代の深志の砦を創始としているそうです。当初深志城と命名されていました。
当時、この地方を治めていた小笠原氏が1504年に築城し、その後占領した武田信玄が兵站基地として利用。
さらに、本能寺の変後の混乱に乗じて、小笠原貞慶が徳川家康や旧臣の援けを得て深志城を回復し、名を「松本
城」と改めたそうです。
ちなみに、日本のガラパゴスと名高い「小笠原諸島」は、
1593年(文禄2年)、松本城主小笠原長時の孫、小笠原貞頼(おがさわら・さだより)が発見し、その名をつけたと伝え
られています。
松本城は、400年の時を経て戦国時代の建築そのままをほぼ残す大変重要な文化財であり、国宝にも指定されて
います。木造高層建築の傑作と言われる美しい天守に近寄ると、確かに戦国時代の息吹が感じられました。
なお、現在国宝に指定されてる城郭は松本城、犬山城、彦根城、姫路城の4城、
重要文化財は、弘前城、丸岡城、松江城、高梁城、丸亀城、松山城、高知城、宇和島城
の8城のみだそうです。
早速チケットをゲットして、天守めざして松本城アタック開始!
戦国時代の城の中身って一体どうなってるのかしらん?と、期待に胸ふくらます・・・・
暗く狭い通路や階段は、まるで忍者屋敷?
をを!さっそく戦国っぽいもの発見!
鉄砲を撃つための穴(鉄砲狭間)である。
この穴は本当に沢山ありました
外をのぞくとこんな感じ
畳敷きの優雅で広い城を想像していたが(TVの見すぎか?)、こりゃまさに戦国の要塞って
感じですな。
6階の天守閣までの間に、歴史的な展示物も多数見られる。
特に、鉄砲関連の展示が充実。各種火縄銃や銃の歴史など
本日は、夏休みまっただ中ということで、大変な混雑でした。外国人の方も多数お見えで・・・
天守まで40分の大渋滞(^^;
それにしても、城の内部はあまりにも無骨だった。
太い梁や柱が林立し、狭い回廊に急角度の階段。そして鉄砲穴。
まさに戦う為に存在した戦国の城であった。
ちょっと見てよ!この急角度の階段! ほとんど直角のハシゴ状態
渋滞に原因はコレ?(^^;
天守に上る最後のあたりの階段は特にすごくて、最大角度61度!どひゃー
しかも階段の幅や高さがまちまちな上に、頭上にいやがらせのごとく張り出す柱
来るモノを拒みまくってるジャン(^^;
そう、これはワザとなんですよね。
万が一の敵の侵入に備えて、登りにくい階段にしているそうです。
やっとのことで登頂〜! 意外なほど涼しい風に吹かれて、余は満足ぢゃっ
城壁によじ上る敵を迎え撃つ、石落としの穴(赤の矢印)
上のほうの小窓は、先ほどの鉄砲穴です。
戦国の息吹に触れてみませんか!
おまけ
サンピア松本のプールにて
結論:松本城 見惚れるほどの かっちょよさ (おそまつ!(^^; )
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