合宿!AORc3周年記念 in 川場 (niC編)!?
AORc北陸のniCによるレポートです
待ちに待ったこの日がやってきた!
AORcのアニバーサリーイベントもついに3回目!
1周年の田無、2周年の富山ツインホビーと数々の伝説を生み出してきたことは周知。
さあ、どうなるのか!?3周年記念! 名門コース川場へと降臨したオヤジ共の運命は?
先週の富山抜き打ち監査に引き続き、今週もおぐパラ専属ライターniCによるレポートが炸裂する!
いってみよー!
(写真は、izu@さん、Hyoさん、shimatechさん、かーまたさん撮影のものを使わせていただいております)
否!
トラックの谷間に隠れるよう駐車している怪すぃ乗用車が三台いた。
否!
更にそれらの間を縫うかのごとくライトを輝かせドリフトするもの
パッシングしながら誘導路で最高速アタックするものあり
なんだあれは!?
・・・
珍ラジだった
・・・
AORc北陸
モミー、niC、さのっち、ドリキン児玉の闘争はすでに始まっていた。
たとえばそれは3時限の休み時間にこっそり弁当を開いてしまう
食いしん坊万歳の学生のように
はたまた
遠足の前日、せっかくお母さんがパッキングしてくれた荷物を
ひもとき、遠足のしおりを開く小学生のように
・・・
イベントが楽しみなあまり
眠れないどころか、ついに眠ることすら放棄
深夜の大移動におよんだオヤジ4名
その目はすでに
正気を失い、妖しく輝いている。
かつてない興奮電流が脳内を駆け巡り、アドレナリンが血管内を
渦をまいて荒れ狂う。
そこには
集合場所ですでに沸点を超えてしまった、困ったオッサン達が居た。
そして
朝ぼらけの川場村に1番乗りで到着したオヤジ達は
払暁の朝霧の中、見た
超一流のつわものどもが
最先端の機材を
一切の妥協を廃したマシンを
そして
己の持てる技術の粋を注ぎ込み
カミソリのように集中し
涙を流し、歯をくいしばって覇を競った
頂点の戦場―
・・・嗚呼、ここが聖地、川場か・・・
ホントスバらしいコースです!
「オッス!とりあえず、回っとこうぜ!」
「オッス!!」
オリエントエキスプレス
現役最多勝、永遠の世界王者
かの広坂正美選手は
走行前にコースを自らの足で確かめるという。
オープンを待ちきれず
コースめがけて駆け出していったおっさん達。
そして
回転
・・・
山鳴りが轟いた
・・・
おっさん
それはちょっと
違うやうな
・・・
ちょっとどころか
明らかにベクトルが違っていた。
駐車場では
ビートル発珍!マイクロたん発珍!
キングタイガー発珍!!
・・・
川場の山々が哭いていた。
どひゃどひゃ(^^;
そんなこんなしているうちに
都築師匠、平野@若洲全開さんが相次いで到着。
晴れ渡った空に朝日が昇る中、数を増していくオヤジの群れ。
幹事のたてさん到着、相前後して
かーまたさん、izu@さん、さぶやん、
そして、おぐっちゃん・・・
「どうだい西永君、久しぶりに発狂しないか?」
「先週もしてましたよ」
どひゃどひゃ(^^;
はまさん、Hyoさん、おれ猫さん夫妻、元アルゼンチン大使カナ吉さん、
ドイツ大使大久保さん広瀬さん、shimatechさん、たっくんさん、おぎちゃん
さらにはMDx中野さん、昇り龍さん、さつきさんが、続々登場
管理人さんの粋なはからいで
営業時間前だが走行OKになり
たてさんのコースオープンの号令とともに
リアス式理性ダム珍決壊
怒涛となってコースに押し寄せる
珍妙珍妙また珍妙の大群
津々浦々から集った珍ラジ分子達は今、
混ぜるな危険レベルを軽々と超越
珍ラジ高分子重合体の様相を呈してきた。
危険、あまりに危険
先に富山でも驚愕をもって迎えられた
11T搭載怪物トレーラーヘッドだが
群れをなし一丸となって唸りをあげ激走する様は
まさに集団危険行為
かと思えば
かわゆいマイクロたんが集団回遊、
アメ車のハイドロたん回遊
珍妙Mシャーシたん回遊
ゲーテ登場
珍妙ロボットマーシャル登場
オリギナルトイレ変態非行登場
モミあげビニテ怪人登場
山海の珍を集めた
奇声奇行のオンパレード
そして咆哮
・・・
ヤバい
・・・
手がつけられない
・・・
超一流のつわものどもが、
最先端の機材を
一切の妥協を廃したマシンを
そして
己の持てる技術の粋を注ぎ込み
カミソリのように集中し
涙を流し、歯をくいしばって覇を競った
頂点の戦場―
川場陥落(^^;
すでに
凄いありさまだった
いわば
逸脱ラジコン軍団珍集合
おもしろパノラマ大行進
だった・・・
こうして事態収拾不能のまま時はすぎ
気が遠くなるほど発狂しつくした我々は
夕食の時間を迎えたが、尚も興奮は持続
珍な話で盛り上がってるうちに
味もわからぬまま終了
関係ないが
ロビーにあったマガジンラックには
大量のラジコン関係雑誌が
そして
フロント脇には
タミヤ製と思われるインプレッサと
KAWABAと大書したSMXが鎮座
ただならぬ雰囲気をかもし出していたことを補足しておく
どひゃどひゃ! 恐るべしホテルSL
胃腑を満たし、一杯やって良い心持になった珍ラジ軍は
竹迫さんペアと合流、ロビーに駐屯した(おいおい)
そこでは
珍ラジ軍の志気を高めるべく
恐るべきプロパガンダ番組が放映された。
実際に公波に乗りBS-iで放送されたものだという。
さぶやん(オンロード派)
未明さん(オフロード派)
izu@さん(ヘリコプター派)
の三人が繰り出す、役者顔負けのパフォーマンス。
マジでカッコ良くてマイッタ!!
・・・
しかし
一同の胸にひとつの疑問が湧き上がった。
izu@さんがヘリコプター派というのはどうか?
ひょっとして
数々の電飾車両や
珍戦車や珍妙木製チビロボ..etc.
実はあの全てが
ヘリコプターだったというのか
・・・
そうだったら怖い(^^;
また、
2〜3分おきに止め絵で画面に登場する
おぐっちゃんに何故「(珍妙派)」のテロップがつかなかったかなど
疑問はつきないが、
それはさておき
カメラワークや編集を含め、かなりのマニアでも茶々を入れる余地がないほど
大人の鑑賞に堪える素晴らしいラジコン啓蒙番組だったことを補足しておく。
その後、
珍ラジの粋をつくしたマシン達に対して
人気投票が行なわれた
巧妙なリトラクタブルヘッドライトのギミックが秀逸な
さのっ珍作のFCをはじめ、
・ドリキン児玉師匠のコミカルなイルミネーション付きGTR、
・典型的ドリ車を細部までこだわって表現したシルビア
・shimatecさんのかっこいい珍ボディ、パノス
・かーまたさん作の細部までリアルなBMW&2CV
・大久保大使が持ち込んだ国内初お目見えのグラウプナー製ボントラ
・広瀬さんはこれまた国内初公開、クラシカルなベンツSL
・都築師匠のこれもまたまた貴重なDTM用チビトレーラーヘッド
などなど
珍妙物珍列罪スレスレの珍ラジの極致が並んだ。
そのうち何点かのデモランが行なわれ
さらにizu@さん名物の戦車合戦デモもまじえ
ここでもまた興奮のるつぼに。
しかしみんな凄いなー
ハッキリ言って圧倒されました
・・・挫折
ブレーキクリーンSuperMAXで
顔を洗って出直してきます。。
さて
私などがすでに申すまでもなく
昼間ラウンドはあくまで前座。
夜こそ珍ラジの真骨頂であることを疑うものは誰もいまい。
夕飯が追い充電となり、やや回復したオヤジ達は
風呂にいくのは後回し
必然当然一直線にナイトセクションになだれこんだ
驚愕
そこには
にわかに信じられない素晴らすぃ光景が展開していた
川場のコース上にはリアルに電飾を輝かせた珍ラジ達が
フルバンドで走行、
まさに蛍のように乱舞。
1/10ツーリングや怪物トレーラーヘッド、珍ミニ、
そしてマイクロたん達に至るまで灯火装備が施された様は
まさに珍ラジプラネタリウム
コース全体に傾斜がついているため、
まるでそこは山岳ラリーのナイトステージ
あるいは峠道さながら・・・
特にバックストレートを駆け下り、
Tバックコーナーに向かう区間などは
「イっちゃいそう」(さのっち談)なくらい
メチャクチャにかっこいいぞ!
おぐっちゃんはもちろん検問(どひゃどひゃ)
Hyoさんや都築師匠の補助灯マルチ装備車両が
まばゆいばかりの光芒で闇を裂き、
izu@さんの超絶PIC制御電飾モデナはマルチモードで明滅
はまさんのピックアップは赤灯青灯を回転させ
児玉師匠は妖しいミキシング電飾を
さのっ珍はバックファイアを焚きながら
リトラクパカパカ・・・
男の子の夢
ナイトランのジオラマに
そこにいた誰もが酔いしれた。
美しい・・・
管理人さんも
すごい!こんなの初めてだ!と興奮
触発されて「絶対やる」宣言
オッス!是非次回は一緒に電飾走行楽しみましょう!
ラジナイトセクションのあとは珍妙飲み会・・・
またしてもオヤジ本番
ミニッツバー炸裂か?と思いきや、
昼間はしゃぎすぎたのがたたってか戦死者脱落者多数。
起き残ったオヤジだけでチビチビバーとなった。
しんみりと酒を酌み交わすオヤジ達。
ここでついに一人の男がその腰をあげた。
盟友広瀬氏の制止を振り切って(?)「よかラジ」熱唱
一時騒然となり、一同腰が抜けた。
ドイツ海軍が誇る大戦艦
大久保大使
轟沈
ドイツ大使の剛健なるイメージは川場の空に散った
どひゃどひゃ
いやー本当におもしろかったです!
その後、かーまたさんが討ち死にし、珍妙バーはお開き。
すでに時計は午前二時・・・
なんと私は43時間ぶりに床についたのだった
廃人
猿の惑星に2度目の朝がきた
おぎちゃん、モミーといった惜しいキャラを
失ったものの、のっけから濃かった。
朝食からして珍妙
「オッス」連呼
努力根性忍耐友情飽き挫折
友情根性努力忍耐飽き挫折
朝っぱらから珍妙集団は元気が良かった。
果ては一般のお客様方から
オッス!友情!
と声を掛けられるまでに至った・・・
(お騒がせしちゃってすみません・汗)
朝食をかっこむと、またまたコースへ繰り出していく
秋晴れの1日だった昨日とは打って変わった曇り空ながら
却って電飾が映えそうだ。
当日到着のオーブ加藤選手、ヨコモ王本庄選手といった
濃いメンツを更に加え、
2日目のメインディッシュは珍ラジ競走だ!
種目は、
・トレーラーヘッドによるトラッククラス
・それ以外のマシンによるオープンクラス
の2種目。
計測にはBECから電源を拾うタイプの超小型AMBを提供いただいた
全車が個別のコードを持ち、レースの合間に着脱する必要のない
すぐれもの。未来テクノロジーや!
予選は20分間のタイムアタックが各クラス2本ずつの
まったりゆとりの時間設定
にもかかわらず
タイムアタックの本質を見失い
合計40分キッチリ走り狂うおっさん続出
えーかげんにしなさい!
どひゃどひゃ
相変わらずおとろえをみせない猿軍団。
途中ゲーテを装備した珍ロボットマーシャルが
わらかし攻撃で破壊工作を図ったりと
お立ち台は崩壊寸前
レースとはいえ爆笑絶えず。
キッチリと走り、キッチリと予選結果が出て
いよいよ
熱戦の火蓋は切って落とされた!!
まずはオープンクラス
十分間周回レースでスタートはローリング形式
パトカーに先導されてスタート!
予選トップグループはさておき
その後に珍妙物体が続くのはいかにもAORcミーティング。
順当にポールのオーブ加藤選手はハンデで最後尾からのスタート
だったが、さつき選手、竹迫選手、ヨコモ王本庄選手で構成される
トップグループにみるみる肉薄、4者が絡む予想どおりの
展開となった。
異次元で繰り広げられるトップ争いをよそに
後方では、珍妙ナンバーワンの座をかけての
珍ラジバトルロイヤルが
おもしろおかしく繰り広げられていた。
私のケロケロ(Wasp)は予選では4番手と善戦したものの
決勝ではいいとこなし
つまらないミスを連発、果ては他車と絡んでみるみる順位を落とす。
結果
さつきさん、竹迫さん、本庄さんも速かったが
貫禄をみせてオーブ加藤選手が優勝。
珍ラジで熱い走りを繰り広げたガッツなみんなも
イカしてるぜ!(含む僕珍・どひゃどひゃ)
次はトラッククラスだ!!
決勝は同じく十分間の周回レース
国内で前例のないジャンルであるからには
誰がなんと言おうと第1回全日本選手権である
って、そんな無茶な。どひゃどひゃ。
かくして珍ラジアタックNO.1の座を賭けた
熱いオヤジの戦いの幕が切っておとされた!
スタートはローリング形式だ
圧巻
マーシャルカーに先導されて
13台もの怪物マシンが一斉に動き出す様は
見るものに畏怖すら覚えさせ、仰天させる
救急車に先導されて・・・
いや一台煙を吹いてるやうな・・・
都築師匠だった・・・(;^_^A
熱いオヤジよりさらに熱かったモーター
無茶なギヤ比で炎上
都築師匠の川場
★★珍終了★★
どひゃどひゃ(^^;
12台のマシンが師匠の弔い合戦だ
師匠の分まで突っ走れ!
さのっ珍、izu@さん、おぐっちゃん、さぶやんの
4台は速く、何度かのペースカー導入にも関わらず
終始トップグループを形成。
そして終盤、さのっ珍、おぐっちゃんの2台が抜けだし
勝利へ向けての攻防戦が繰り広げられた。
気合の入ったさのっ珍の走りは鋭く、
粘着質のおぐっちゃんの追撃をついに振り切って優勝!
しかしトラックはカッコいいなー。みんなイカしてるぜ!
前列左より、3位izu@マシン、優勝さのっちマシン、準優勝おぐっちゃんマシン
ラジ日程はこれにて無事終了、
川場RCプラザを満喫したぞ!!
いやー楽しかった!!
めまいがするほど珍ラジし、
目一杯レースした後はお片づけタイム
ついにコースを去らねばならない時がやってきた。
管理人さんとしばしの歓談、
お礼を言って川場を後にした珍集団は
一路表彰式の行なわれるバーベキュー会場へ。
今度はクラス分けなし!食のバトルロイヤルだ!
食った食った食った食った!!
たとえ豪熱で
カーボンコンポジットタマネギや
カーボン混入ヤキソバになってしまっても
みんなでワイワイ食べるものは本当に美味い!
チュギンダー!最高や!
オッス!
尚、表彰式では各クラス優勝者の表彰と合わせて、
前日行なわれた珍ラジ人気投票の表彰もおこなわれ、
さのっ珍入魂の
リトラク作動バックファイアーRX−7(FC)が
圧倒的多数の支持を集めて珍ラジ賞を受賞
この結果、トラッククラス優勝とあわせて
二珍王となった!おめでとう
また、珍賞典としては
真っ白な灰
アニモー
の各表彰(?)が
行なわれた。
ちなみにアニモー賞は竹迫選手が
真っ白な灰賞は、
決勝で炎上し文字通り灰になった
都築師匠に授与された
珍表彰式
かくして珍ラジの頂点を極めし
オーブ加藤、さのっち、竹迫、都築の珍戦士4名は
惜しみなく贈られた賞賛の拍手が鳴り響く中、
歓喜に打ち震えながらも
回転した
どひゃどひゃ
オッスオッスオッス
この後はんくさん他有志の皆様方からの
腰が抜けるほど豪華な景品の抽選会が行なわれ
発狂逸脱はしばし続いた。
こうして川場で行なわれた三周年記念ミーティングは
幹事のたてさん、それを支えた皆様方の
周到かつ入念な準備のおかげで
空前の大成功のうちに幕を閉じた。
(皆様本当にありがとうございました)
そのノリは他では味わえない種類のものだ
本当に、この楽しさはクセになる!
AORc万歳!珍妙万歳!
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はぁ〜〜終わっちゃったなぁ・・・
帰り道
心地よい疲れを感じながら関越下り線を
北陸に向けて走行中の私の携帯に
1通のメールが届いた
・・・おぐっちゃんからだ
そこにはこう綴られていた
「どうだい西永くん
今晩あたり発狂しないか?」
・・・
即座に返信
「お!
いいですねぇ
いっときますか!?」
どひゃどひゃ
完
結論:がはははは!来月もやろう!3.1周年記念!どひゃどひゃ