2001年04月14日

ニッケル水素第二世代登場!

噂の銀パナだ!


注)このレポートの結果を持って即ブランド(商品全体)の善し悪しに結び付けないでください。
  あくまでも1サンプルに よる参考データという事をお忘れなく!
  またデータや記事内容の転載や無断配布流布も禁止です。
 

最近すっかりバッテラに対する興味を失っていたのですが(^^;
リクエストが大変多く、どうしようかな〜っと思っているとき、ついふらふらと秋葉原のチャンプへ・・・
そこで、視界に入ってきたのは、ちまたで話題沸騰している「銀パナ」! う・・・^_^;

個人的には、モディファイやるわけでなし、ストック8分レースに出るわけでなし、、、
もうちょっと充電器やバッテラ自体が進化して、品質が安定したら一気に移行かなとぼんやり考えていたのですが。。

次の瞬間、わしづかみにしてレジに直行している自分がそこにいた。どひゃどひゃ!!

ニッケル水素も、第二世代に入り、この銀パナやメイドインチャイナのGT3000Rあたりは、かなりレースでの出現率も
増えているらしいっすね。オッス
特に、パンチ不足をモータのターン数で補えるエキスパートレースや、ストックでも8分レースなどは3000がほぼ必須と
あって、全体的に移行も進んできているのではないでしょうか?

ということで、試してみることにしました。
 

測定はいつものモード
慣らし3回充放電
充電前放電:ヨコモEPメイト
充電:TEKIN BC112A 4A PF2CS  (ニッケル水素はパワーフレックスOFFで充電モードはP)
放電:京商DPC 14A放電 0.9Vカット 空冷なし
 

まずは、おさらいから・・・・

第一世代のニッケル水素がどんな感じだったかと言うと・・・

グラフの見方ですが、黒丸(ニッカド2000のハズレパック)と青丸(オリオン2000最強クラス)の間を、一応実用域と
勝手に規定しています。(サーキットでのレースを前提としたスポーツ走行という意味です。練習用やスポーツ走行
以外ではこの限りではありません)

水色の四角が、サンヨーのニッケル水素(E社ザップドストレートパック)で、まあ最強には及ばないものの
十分実用域に入ってました。

なお、このサンヨーセルは割と出た当初のもので、その後セル自体の改良や、ザップド技術の確立によって
さらに性能が向上しているとも聞きます。そのあたりは、まだ私は検証していません。
 

さて、今回新たに測定したのは

・銀パナ(通称) K社が輸入販売しているT社製のストレートパック(レーサー)でマッチド&ザップドのもの
・GT3000R(E社ブランドのハイボルテージ)
の2種です。

 

じゃーん!

あ!確かにすごいっす銀パナ・・・・(*_*)

手持ち最強クラスのオリオン2000マッチドFV3にも迫る(後半はもちろん逆転)勢いじゃん。
うひー本当に進歩してたのね。オッス

一方GT3000Rのほうは、ちょっと期待ハズレだったかな?
たまたまハズレパックだったのかも?
噂によると、パンチ凄いのとか、4000近く容量があるやつとかあるらしいし・・・
というわけで、GT3000R系で、すごい情報とか持ってる人いたら、おせーてちょ!
 

で、実際に走行もしてみました。(23Tモータにて)
(加瀬サーキット、ユザワヤスカイサーキット)
やはり、体感的にもほぼ上記結果に一致しており、銀パナのパワー感は高級ニッカドに匹敵する感じで、
GT3000Rのほうはマイルドに感じました。ただ、GT3000Rも全然ダメって感じでもなく、普段の走行には
全く支障ない感じでした。

尚ニッケル水素に関しては、同じモードで放電測定してもニッカドとは違った傾向のデータがでるとか
前回の使用方法によって次回の電流の出方が変わるとか、充電の方法によっても傾向が異なるなど
いろいろ噂がありますので、上記データは必ずしも実際の性能を表現しきれてない可能性が高いかも?
 

ところで。。。
ニッカドのほうも進歩してるらすぃ〜・・・・という話も聞きます。
2400はEEやEFロットのパワーが凄いという噂だし、その後も結構いいセルがあるとか無いとか。。

で、ヨコモブランドの2400ハイボルテージ(マッチドではない)のストレートパックを測定してみました。
ロットはEIロットです

ぎゃ!いつのまに2000を越えて最強になってたのね・・・2400 がびーん(^^;

自分で使ってて気がつけよ=俺
どひゃどひゃ・・・(^^;

というわけで、モータのターン数固定レースで、ベストラップ予選とか5分以下の周回なら、迷わず2400を投入したい
今日この頃です。

しかし、ニッケル水素の進歩も驚くべきものがあるなあ〜
ニッカドって15年以上かけて進歩してきてるのに、まったく組成が違うニッケル水素がこんなに早く追いつくなんて。。
 

ところで、充電はいつものTEKINで行ないましたが、GT3000Rのほうは何度かピーク誤検知で早くストップして
しまいまいた。充電終了時は、ちょっと熱いかなって感じで、ピークはすぎているような感じでした。

やはりもう一声欲しい!セルも充電器も・・・

・6A(2C)で安全に充電でき発熱も少ない
・ピークで確実にストップする
・パンチはニッカドを凌駕
・後半のダラダラが改善

今年中にここまでいきそうな雰囲気もあるんだよね、根拠ないけど(^^;
がんばれニッケル水素!オッス!
 

■結論
しかし高いよなバッテラって・・・(^^;



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